トヨタ自動車が「免許を取ろう」などと言わざるを得ないような取得
トヨタ YOYOTA自動車が「免許を取ろう」などと言わざるを得ないような取得状況なのでしょうか? 若者の免許取得率は、昔から77~78%(男女計)で推移してきており、取得率が下がっているわけではありません。男性だけで見ると81~82%で推移してきています。単純に免許取得適齢人口が減っているために、免許取得者が減少しているということになります。
ではなぜ、あのTVCFを流すのか?
2005年時点で免許保有率が約79%、主運転者率(自宅に主に自分が運転するクルマがある人)が75%、自分専用車使用率(自宅に自分専用のクルマがある人)が54%となっています。
過去から見ると免許保有率、主運転者率はほとんど変わらないのですが、自分専用車率が1990年頃の10年前と比べても10%あまりと大きく減少しているというのが統計として出ています。
つまりは、免許はあるが自分の車は持たずに親の車を借りている…ということになります。
トヨタの「REBORN」は、この若者の購入意欲が下がっているという部分を刺激したい、というCMなのです。
ただ、車が欲しいという男性の統計でも軽やコンパクトカーの要求が高いため、税金や保険などの維持費が重要視されていることが判ります。女性の要求は軽が70%程度で昔も今もほとんど変わりません。
このことからもトヨタ1社がどうにか出来る問題では無く、政府が税制などの新しい仕組みを作り直す必要がある問題であることが判ります。
例えば、暫定税率の廃止や軽規格を含めた自動車税制を大きく入れ替える他、駐車場の問題として料金を下げるような土地の使い方の税制改革や補助金などが考えられます。車の購入に補助金を出したって、泡と消えてしまうだけで継続しないのに。
ただし、ここでも天下りやしがらみなどがジャマで、購入意欲を刺激するような改革が出来ないのが今の日本なんですけども。
結果として、役人が今の利権を追っていることにより、将来の国民の大きな利益を損ねていることになります。
役人は、未来の責任は取らないから…東電の原発事故がその最たる例で、辞めちまえばオシマイ。 免許よりも車を持っていない人が多いのでしょう。
おかげで、任意保険が値上げされて、色々たいへん・・・
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