運転免許証更新時の、高齢運転者講習の受講対象年齢について - 運転免許
運転免許証更新時の、高齢運転者講習の受講対象年齢について運転免許証を更新する際、70歳を過ぎると必ず高齢運転者講習を事前に受講しなければならないことになっています。
このことについて、お尋ねします。
(1) 69歳6か月、すなわちあと半年で70歳になる時点で公安委員会から該当者に案内が送付され、高齢運転者講習を受けなければならないのでしょうか。
この時点で高齢運転者講習を受講しなければ、70歳になった時点で残りの有効期限は全て失効してしまうということなのでしょうか。
(2) それとも、免許証が失効する半年前に高齢運転者講習を受講するということでしょうか。
69歳の誕生日の前後1か月に有効期間5年で更新を受けた人の場合、高齢運転者講習は74歳の誕生日の半年前に受講するということなのでしょうか。
正しいのは、(1)か(2)のどちらになるのでしょうか。
ご存知の方は、ご教示下さいますようお願いします。 高齢者講習の受講対象となるのは、運転免許証の有効期限が満了する日の年齢が70歳以上の人です。
これらの人に対しては、有効期限の約6ヶ月前（誕生日の約5ヶ月前）に高齢者講習通知書というハガキ等が郵送され、通知に記載されている受講要領にしたがって教習所へ受講予約を入れて、更新手続きを行うまでに講習の受講を済ませてく必要があります。
有効期限の6ヶ月前の日から有効期限までの、6ヶ月間が講習の受講期間となります。
有効期限までに更新手続きを行うことができるように、この6ヶ月の間に高齢者講習の受講をすればいいということで、極端な話、有効期限の前日に講習を受講して、最終日に更新手続きを行っても構いません。
有効期限までに更新手続きを済まさなければ、免許が失効しますが、高齢者講習の受講を済ませていなければ、更新手続きを行うことができません。
ただし、高齢者講習は予約から受講までに数ヶ月待ちなどというところもあり、例えば、有効期限の1ヶ月や2ヶ月前などに予約をしようとしても、有効期限までにどうしても受講できないというケースは実際に生じてしまいます。
このような場合には、更新の申請を先に行い、その際に講習の受講日を伝えて、運転免許証の有効期限を講習が受講できるように便宜上、延長してもらい、講習受講後、すみやかに終了証明書を提出して更新手続きを完了させるという柔軟な対応はしてもらえます。（私の周りの人が経験済み）
(1)
通知の発送は、あと半年で70歳になる時点
→通知の発送は、誕生日の約5ヶ月前です。
70歳になった時点で免許が失効する
→有効期限までに更新手続きを済まさなかった場合に失効します。（更新手続きを済ませるには、高齢者講習を受講していなければなりません。）
(2)
免許証が失効する半年前に高齢運転者講習を受講する
→有効期限の6ヶ月前の日から有効期限までの、6ヶ月の間に講習を受講し、有効期限までに更新手続きを済ませます。
69歳の誕生日の前後1か月に有効期間5年で更新を受けた人
→74歳の誕生日前後1ヶ月が更新期間となりますので、74歳の誕生日の5ヶ月前より講習を受講することができます。
なお、更新期間に72歳以上の誕生日を迎える人は運転者区分に関係なく、有効期間が3年の免許証交付となりますので、74歳で更新手続きを行うと、次の更新は77歳です。
以下、余談
更新期間に70歳の誕生日を迎える人・・優良、一般は有効期間5年の免許証交付
更新期間に71歳の誕生日を迎える人・・優良、一般は有効期間4年の免許証交付
更新期間に72歳以上の誕生日を迎える人・・優良、一般でも有効期間3年の免許証交付
ネット見ていると、更新期間に70歳になる人は優良や一般の区分でも、有効期間4年の免許証になると間違ったことを書いているサイトがたくさんあるのですが、これは道路交通法の中の表の見方を誤っているためです。
表には、更新日等における年齢が70歳の人は、4回目の誕生日から起算して一月を経過する日（有効期間4年）と確かに書かれているのですが、備考に、更新日等における年齢というのは誕生日の前日の年齢のことですと説明されています。
したがって、更新期間に70歳になる人の誕生日の前日の年齢は69歳ですので、優良や一般に区分されれば、更新日等の年齢69歳として、有効期間5年の免許証が交付されます。
70歳+5年＝75歳、71歳+4年＝75歳、72歳+3年＝75歳
講習予備検査（認知機能）が必要となる75歳で更新手続きを行う人が増えるように、このような免許証の有効期限を設定していると思われます。 ７０歳に誕生日に更新する時です。
６９歳６ヶ月、７０歳の誕生日の更新ですよね？
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