ダウンサスについて。車高調ではありません。乗り心地が硬くなるというの
ダウンサスについて。車高調ではありません。
乗り心地が硬くなるというのはわかるのですが、
市街地や峠道や高速道路で気になるほど走行安定性能は下がるものなのですか?
サーキット走行ならば顕著に違いが出るのかもしれませんが。補足いわゆるノーマルよりもバランスが悪くなるという意味です。 基本的には車高ダウンして、縮みストロークが少なくなるので、少ない残りストロークに対応するためにバネレートは高くなりますよね。
バネレートは柔らかいほうが基本的には速く安全に走れます。
サーキット車両でもストロークの許す範囲で目いっぱい柔らかいバネを入れます。
タイヤのグリップと釣り合わないバネレートにすれば確実に走行安定性は下がります。
もっと単純にバネレートだけの話しをしますと、
例えば1輪400キロでストロークが200mmだとします。
半分の100mmを使うとして、400キロ÷100mmでバネレートは4キロ。
残りストロークは100mm
伸びストロークも100mm
この状態で20mmの段差を越えると80mm接地しているとすると、8割の荷重がタイヤに掛かっているとなります。
ところが、ダウンサスで40mm下げて、残りストロークが60mmになったとします。
400キロ÷60mmなのでバネレートは約6.6キロ
1Gでの伸びストロークも60mmになります。
この状態で20mmの段差を越えると接地しているのは40mm分の荷重。
66%の荷重が掛かっています。
つまり、同じ20mmの段差を乗り越えても、柔らかいバネは80%接地荷重が掛かっているのに、硬いバネは66%しか掛かっていません。
まあ、実際に硬いバネでコーナリング中に段差を越えると吹っ飛ぶことは普通によくあります。
硬いほどタイヤの性能も引き出せなくなるし。
サーキットだとハイグリップなタイヤにハイグリップな路面に段差もほとんど無いので、サーキットのほうが走行安定性に違いは出ませんよ。
一般道路で硬いバネは確実に接地性が落ちます。 ダウンサスというものは使ったことがないのですが、減衰量調整式の車高調でも、バネレートとダンパーの減衰量が合っていないとバネの伸び縮みが収束してくれないので、コーナーリング姿勢が安定せずにふらつきます。
場合によっては、走行ラインが大きくずれたりします。
車高調の減衰量の微調整程度でもそれですから、「ノーマル車のバネレートに合わせたダンパー」と、それよりも固いバネを合わせれば、その「ビヨンビヨンという上下動が収まらない状態」は、もっと長く続くことになります。
ただし、「それほど速度を上げずに走る」のならば、あまり問題はないかもしれません。
「ダウンサスは一般的な車高調と違って、『速く走るためのもの』ではない」ということならば、問題ないのかもしれません。 ノーマルスプリングとノーマルダンパーノー組み合わせで、バランス取ってますからね。スプリングだけ硬くすればバランスは崩れますよね。 安定性という意味では下がらないですね。 よく出来た(と言うかちゃんとした街乗り想定の)ダウンサスならそんな事はありませんよ。 ダウンサス ノーマルよりバネレートが高くなってはいますが、ストロークが短くなるので段差等で底付きが発生します。
そこだけ気をつけて運転する事です
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