kam1238823521 公開 2024-9-2 12:10:00

車のドアのデッドニングってサービスホールを塞ぐ工程がありますが、全部

車のドアのデッドニングってサービスホールを塞ぐ工程がありますが、全部の穴を塞いで密閉状態の方がいいのでしょうか?
バスレフ型のスピーカーって穴が開いてますよね?それとは違うのでしょうか?

mid1121147185 公開 2024-9-2 12:33:00

よく「全部ふさぐと音が死ぬ」とか「全部ふさぐと低音がでなくなる」とブログに書いているショップがありますが、それは要するに「歪み率が上がったり周波数特性が凸凹になったりしてもいいから、低音のどこかの帯域が出ていればいい」という意味で、現代的な精密にセッティングされたバスレフエンクロージャーとはかけ離れた、前時代的な考え方です。
「バスレフ型エンクロージャー」というのは、「ただ穴が開いている」のではなく、「計算された大きさの穴の後ろに、計算された長さの筒がつけて『バスレフポート』というものを作り、背面の空気を共鳴させて低音を増強している」のです。
カーオーディオの場合、その「厳密な計算」ができませんし、「筒」を付けることもできませんし、そもそも背面の空間を完全に密閉して箱にすることができませんから、いくら穴が開いていても、あれは「バスレフポート」とは呼べません。
そう呼んでいるカーオーディオショップはたくさんありますが、あれは「何も知らないお客さんを、『それっぽい言説』でだましている」のではないかなと感じています。
カーオーディオのドアスピーカーは、あくまでも「空気抜きの穴がたくさん開いている密閉箱」です。
前面に空いている穴から出る背面からの音は、「歪みを増やしたり周波数特性を凸凹にする『キタナイ音』」ですから、穴はできる限りふさいだ方がいいでしょう。
前面の穴をいくらふさいだとしても、窓の隙間や下面の水抜き穴はふさげませんから、「空気抜きの穴」はいくらでもあります。
前面の穴を全部ふさいで何か悪いことがあるとしたら、それは「車の整備性が悪くなる」ということですが、整備するたびに制振材を外して、また付けるということを繰り返せばいいだけのことです。
密閉型エンクロージャーの周波数特性は、ユニットの最低共振周波数から下は、いわゆる「ダラ下がり」になりますが、カーオーディオの場合下がり始めるのはだいたい80~100Hzくらいからで、ちょうどそこから下をサブウーファーで補うような設計になっています。
ですから、「バスレフ効果に期待する必要」は全くありません。
まあ、期待しても空振りするだけですが。(^^;

12972834 公開 2024-9-2 13:44:00

当てずっぽう素人さんのデッドニング作業で車内の音質向上ができる、
という理由、根拠が何なのか多分誰にも分からないでしょうし、
元々の車両形状が自由曲面で複雑怪奇になりますし、
そうなりますとフロントやリアドアパネルのスピーカー取り付け穴にスピーカーを装着するとパネルの共鳴や室内に音が反射して出来なりの再生音ですし、
良い音を聴きたいという狙いを定め、車両コンセプトとして自動車設計製造者側の音響装置を担当される技術者や設計者(各部品担当者や協力音響メーカーさん等)による、ドア内に専用のエンクロージャーを設えている事例が多くのカーメーカーにありますし、
そうした車種専用の筐体は引き締まった音と共鳴を抑えた理想的なサウンドに寄与できるのでしょう。
しかし、
前述のど素人さんが思いつきでデッドニングを拵えたところでは訳が分からない、何の根拠もない、その理由も分からない説明できない、音響メカニズムも分からない、の適当な音になるだけでしょう。

lau12117100 公開 2024-9-2 12:36:00

違いますね。
バスレフスピーカーボックスは、ただ穴が開いているだけでなく、ちゃんとボックスの容積などから穴のサイズを計算して、強めたい周波数を求めてます。
一方の車のドアは、スピーカーボックスとしては剛性が圧倒的に不足している(=ドア自体が共振してしまう)ので、余計な雑音が出てくるよりも密閉にしてしまったほうがまだマシな音が出せます。

12972834 公開 2024-9-2 12:36:50

車のドアのデッドニングでは、ドア内部の空間を遮音材で埋めることで、ドアの振動を抑えて車内の静粛性を高めます。この際、サービスホールと呼ばれる開口部を完全に塞ぐかどうかは、以下の点を考慮する必要があります。
・完全に塞ぐと、ドア内部が密閉された空間になり、共振が起きやすくなる可能性がある
・一方で、開口部を残すと外部からの音が入り込みやすくなる
したがって、理想的には開口部を一部残しつつ、共振を抑えるために開口部の大きさや位置を調整することが推奨されます。
バスレフ型のスピーカーは、エンクロージャ内部の空気の共振を利用して低音を増強する仕組みですが、車のドアのデッドニングでは共振を抑える目的なので、その点で異なります。ドアの開口部は、バスレフポートのように設計されているわけではありません。

12972834 公開 2024-9-2 12:37:44

車のドアのデッドニングでは、サービスホールを完全に塞ぐことは推奨されません。バスレフ型スピーカーのように、ある程度の空気の流れが必要です。完全に密閉すると、ドア内の圧力が変化し、スピーカーのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。また、ドア内の湿気が逃げる経路も必要です。適切なバランスでデッドニング材を配置し、一部の通気を保つことが重要です。
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