フォークリフトの免許取得をする予定ですバックが苦手です、コツとかありますか?
フォークリフトの免許取得をする予定ですバックが苦手です、コツとかありますか?教えてください。 公道を走行される、ということでしょうか?
となると、大型特殊、小型特殊となりますよね。
技能講習ですか?
バックの場合は
車の前進と同じ要領です
前進と違い、内輪差が発生します。
少し余裕を持って切り始める。
ゆっくり、前輪(バックの場合はうしろがわ)の位置を意識しながら
ハンドルをあくまでも
切りすぎないように
ゆっくり切っていく
これで大丈夫だとおもいますよ。 フォークは乗用車とは違い走行する為の乗り物ではなくて 荷役をする為の重機です。
走行に関する装置は簡素で誰にでも走行できるように作ってあります。
カウンター型の特徴は 不必要とも思えるほどのハンドルの切れ角です。
車両はリアステアなので前輪を軸にカウンターウエイトと爪が正反対に動きます。
トラックの荷台に積み込む時はパレット同士が密着するように積みますが 密着したまま押し込むと隣のパレットが動いてしまい 最初からやり直しになります。
だから 斜めに入り直前で回転してパレットを合わせるのです。
それを目的に作っているから走行は二の次なのです。
とは言っても内輪差が無く あるのは外輪差、必要なだけハンドルを切って曲がれば良いだけです。
乗り慣れない者が事故を起こすと 必ず転倒事故です。
リアステアは舵角が大きくなるほど 勝手に巻き込んで舵角が大きくなろうとします。
意識して舵角を維持しないと 旋回中にコケます。
しかし バックは非常に素直に走ってくれるので何の苦労もありません。
荷物を持った状態ではバック走行が基本ですから バックができないと何かに接触したり 乗り上げたりした時に荷物を落とします。
フォークはサスペンションがなくリジットです。
多くのフォークがノーパン(ノーパンクタイヤ)なので衝撃はダイレクトに荷物に伝わります。
荷物は思ったよりも簡単に崩れますから注意してください。
バック走行で気を付ける事があるとすれば 前輪を中心に後輪と爪が正反対に動くと言う事だけです。
後輪の軌跡に対して 前輪の軌道が内輪差と言うならば 爪はオーバーハングです。
倉庫内を走行する時には この3つの軌道を予測しないと事故・破損の常習者となりフォークを降ろされますよ。
フォークには4本爪でバックレストの幅が車体の二倍もあるものもあります。
横だけではなく ハイマストで高さに気を使うものもあったり 逆にコンテナの中に入れるローマストもあります。
荷物を高い位置に上げれば 横だけではなく縦にも弱くなります。
荷物の中心を持てなかったり斜めに持ってしまったり 強いブレーキを踏むと転倒や落下事故につながります。
つまり フォークは縦にも横にも空間を認知する能力を必要とします。
走行は その入口にある初歩的な課題です。
ハンドル操作の基本はタイミングと舵角です。
切り始めるのが 早いのか遅いのか、舵角が大きいのか小さいのか、それだけです。
コースが白線になっているなら 前輪で内側の白線を踏むなら早すぎ、後輪で外側の白線を踏むなら遅すぎ。
両方なら舵角が少なすぎで 爪を振り出し過ぎるなら 舵角が大きすぎです。
コツなどありません。
コレが感覚でできないと とても荷役はできません。
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