マイルドハイブリッドでも、ガソリン車と比べたら発進時の加速やレスポン
マイルドハイブリッドでも、ガソリン車と比べたら発進時の加速やレスポンスの良さを体感できますか? 体感するのは困難です。正確な機械測定をしないと判断できないと思います。
現在マイルドハイブリッドで使われているモーターアシストは、出力が非常に小さくて体感できるほどアシストできません。
トヨタのハイブリッド車のような、分かりやすい体感の違いはありません。
モーターアシストの出力に極端な差がありますので、ハイブリッドという名称でも完全に別物です。
例えば、電動アシスト自転車に、ミニ四駆のモーターを付けてアシストしても、違いが分かりづらいようなものです。
確かにアシストできていても、動かす重量に対して一定以上の出力がないと、体感しづらいということです。
マイルドハイブリッドによる動力性能の向上より、車両重量の違いのほうが体感しやすいです。
マイルドハイブリッドはスズキが使っている名称ですが、例えば軽自動車で、車両重量 700 kg 以下のガソリン車と、900 kg 以上のマイルドハイブリッド車では、明らかに 700 kg のガソリン車のほうが、発進時の加速やレスポンスが良いです。
軽ければモーターアシストがなくても、スムーズに加速できるからです。
マイルドハイブリッドを採用していても、エンジン出力やモーターアシストに対して車両重量が重いと、加速は遅くてレスポンスも悪いです。
特に軽自動車は、軽さが走りやすさに直結します。
車両重量が重いほど、乳牛のように鈍感になります。
軽自動車は約30年間で、排気量は同じまま車両重量だけ 1.1 ~ 1.5 倍(車種による)になって劇太りしましたので、マイルドハイブリッドのモーターアシスト(1.9 kW 程度)では改善できません。
モーターアシストが 8.0 kW 以上あれば、劇太りした分を相殺して30年ぐらい前の軽自動車と同等の加速性能、レスポンスになる可能性があります。 上り坂をスピードが維持できるギリギリで上っているとどこかのタイミングでハイブリットのサポート領域に入り加速が変わります。
ハスラーでおっ!ってわかるレベルで変わります。
普通に走ってる段階では何も感じません。 ハードにしろ、マイルドにしろ、
ハイブリッド車は、
加速やレスポンスの良さを目的にしていない。
ハイブリッド車は、低燃費を目的にしている。
たとえば、初期型のプリウスの加速は鈍かった。
しかし、最高の低燃費を実現していた。
加速のいいハイブリッド車がお望みなら、
e-powerに乗ればいい。
あれなら、100%モーター駆動だから、
高いレスポンスが手に入る。 マイルドハイブリッド車は、ガソリンエンジンに小型の電気モーターを組み合わせたシステムです。発進時や低速走行時に電気モーターがアシストすることで、ある程度の加速性能の向上が期待できます。
ただし、フルハイブリッド車ほどの大きな加速性能の向上は望めません。マイルドハイブリッド車の主な目的は、燃費の向上にあるためです。発進時の加速やレスポンスの良さは、フルハイブリッド車やスポーツ車に比べると控えめです。
ただし、ガソリン車と比較すれば、電気モーターのアシストにより、発進時の加速やレスポンスは若干良くなります。特に市街地の低速走行時に、その違いを感じられるかもしれません。
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