古流柔術には黒帯や段位などは存在しますか?また、それらを含む目録(?)など
古流柔術には黒帯や段位などは存在しますか?また、それらを含む目録(?)などの免許や称号はどのよにして取得するのですか? 古流をいささか学んだことがあります。
もの凄くマイナーな流派のさらに分家筋ですが。
さて、古流柔術の場合、柔道以降の現代武道のような
段位制度はありません。基本的に、古い剣術のような
制度になります。
これを見ると分かりやすいでしょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%9D%E4%BD%8D
この中にも、現代で言う名誉段位もあり、研究者や告知に勉めた
人に認められるものや、後援者として活躍した人、あるいはその
子弟に送られるものなどもあります。
現代武道で初段に相当するものとしては、
・初伝
・初学伝
・初許し
・切紙
等があるかと思います。
巻物を渡す場合もあり、その名の通り、賞状のような切紙を
渡す場合もあります。木刀や懐剣を渡す流派も有るようです。
もちろん、口伝のみの場合もあります。
私の場合は、師の前でいくつかの試技を見てもらい、
許しを戴きました。ただしもの凄く小さい流派だったので
名乗ってどうなるというほどのものでもないのですが。 お前も段が欲しいんだ。
俺もお前と同じ、段が欲しいんだ。
簡単に黒帯が取れる武道を探してるんだ。
お互いに頑張ろうぜ! もともと古流柔術に段位は存在しません。
段位は柔道からです。
古流柔術は伝位です。
古流柔術の伝位 一例
初傳、中傳、目録、免許、免許皆伝
これの取得は、修行あるのみです。
修行し師範から認められれば貰えます。
黒帯についてですが、
諸賞流の上級者は紫帯を締める、
柴真楊流の上級者は紫の鉢巻を締めるなどありますが黒帯は聞いた事が無いです。
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