1053264094 公開 2017-2-27 22:11:00

仮免許の問題についての質問です。 - 路面電車に乗り降りする

仮免許の問題についての質問です。
路面電車に乗り降りする人がいるときは、安全地帯の有無に関係なく、乗り降りする人や道路を横断する人がいなくなるまで停止していなければならない

正解は×なんですが、
解説が 安全地帯がない場合は後方で一時停止、安全地帯がある場合は徐行して通過する。
という解説なのですが、道路を横断する人がいる時は一時停止するのではないのですか??
教習所の先生にも聞いたところ道を渡ってる人がいたら一時停止だよ と教わりました。
問題文の乗り降りする人や道路を横断する人が居なくなるまで ということは少なくとも一人は横断しているということなのではないのでしょうか??
でも答えは×なので私が間違ってるのは100%なのですが、どうしても気になってしまったので今回質問をさせて頂きました。
勉強不足で申し訳ございません。
お時間がありましたら是非教えて下さいませんか?

1252966469 公開 2017-2-27 22:40:00

道交法の規定を問う問題なので、考えすぎると混乱しますね。これは、道交法31条「停車中の路面電車がある場合の停止又は徐行」の規定を理解しているかを問う問題です。
「第31条 車両は、乗客の乗降のため停車中の路面電車に追いついたときは、当該路面電車の乗客が乗降を終わり、又は当該路面電車から降りた者で当該車両の前方において当該路面電車の左側を横断し、若しくは横断しようとしているものがいなくなるまで、当該路面電車の後方で停止しなければならない。ただし、路面電車に乗降する者の安全を図るため設けられた安全地帯があるとき、又は(略)ときは、徐行して当該路面電車の左側を通過することができる。」
設問は「安全地帯の有無に関係なく」とあるので、法律の条文で「ただし~」と除外されているケースを無視した内容になっているので、誤り、だからバツが正解、こう判断すべき問題です。
「問題文の乗り降りする人や道路を横断する人が居なくなるまで ということは少なくとも一人は横断しているということなのではないのでしょうか??」
いいえ。そう解釈するから間違うのです。問題文は、法律の条文が言葉を差し替えて書いてあるだけに過ぎません。問題文と法31条の規定を比較して、問題文の記述が正しければマル、間違っていればバツ、そういう判断をすべきなのです。
勿論、安全地帯があっても、そこから飛び出して横断している人が居るなら停まらなければいけないのではないか、と言う疑問はもっともです。しかし残念なことに、学科試験の問題は、そういう周辺事情まで考えて設定されている訳ではありません。個別の条文の規定を問題にしているだけで、現実の交通ルールを総合的に判断しての回答を想定している訳では無いのです。
それに仮に、その疑問まで考えるなら、横断歩行者の保護について規定している道交法の他の条文(第38条関係)まで考慮に入れなくてはなりません。しかし、条文の詳細は省きますが、38条2項で一時停止が必要なのは横断歩道の前であり、38条の2で横断歩道以外の場所では一時停止しろとまで言っていません。道交法は、安全地帯から飛び出した歩行者が横断している状態で、一時停止する義務まで課していないのです。よって「停止していなければならない」はバツになります。
しかし、そこまで受験生に考えさせたうえで回答させるでしょうか?。こんな事は、道交法を研究でもしている人でないと回答できないことですよね。なので、他の条文まで持ち出して解釈しなければならないなら、それは出題の意図から外れるので、考えないようにすべきでしょう。受験生の目的は、その試験に合格して免許を取得する事にあるのであって、問題文の総合的な錯誤に苦情を申し立てる事ではありません。問題文についてもっと深い事を考えるのは、免許を取ってからにすれば良いと思いますよ。
残念な事ですが、運転免許に限らず、世の中の資格試験の筆記の問題は、大抵こういうものですよね。
しかしそれでも、道交法を深く勉強せず常識に毛が生えたレベルの知識で物事を判断する運転者を作るより、法が求める個々の原則を理解した上でそれらを組み合わせて考える事の出来る運転者を作るほうが、安全運転に寄与するのではないかと思います。

1150060483 公開 2017-2-27 22:36:00

言葉の綾といいますか、屁理屈的な引っ掛け問題といいますか、そんな感じです。
ここで問われているのは、「安全地帯の有無に関わらず停止しなければいけないか否か」という内容です。"安全地帯の有無"という点だけに焦点を絞った問題なんです。
ご存知の通り、安全地帯があれば徐行して進むことができます。「安全地帯の有無にかかわらず」ではないので、答えは×です。
「乗り降りする人や道路を横断する人がいなくなるまで」という文はあくまで補足程度の情報であり、実際に道路を横断する人がいるかいないかは度外視で考える必要があるのです。
こういう引っ掛け方は、教習所の問題ではよく見かけます。
さすがにちょっと引っ掛け過ぎなんじゃないの!? と感じますが……そういう細かな判断力を身に付けさせるためには仕方ないのかな、とも思います。
私も現在教習中です、お互い頑張りましょう。汗
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