他教科の同校種の現役の教員です。情報科の免許を取る概要を教え
他教科の同校種の現役の教員です。情報科の免許を取る概要を教えください。 まず教員免許の取り方は2種類あります。
1、大学等で単位を取り申請して免許を取得する方法
2、教育職員検定を受検して合格して免許を取る方法
です。
これをどっちの方法でとるかで大きく取り方が違うので注意が必要です。
まず前者の大学等で単位を取り申請して免許を取得する方法ですが、これは別表第一と言う取得方法です。
一般的な大学生が大学で教員免許を取る方法だと思って下さい。
取り方としては、学生時代に取った方法と多分同じなんですが、大きな違いとしては"既に取れている単位は取らなくて良い"と言う事が挙げられます。
例えば"生徒指導"の単位は国語でも数学でも生徒指導の方法は変わらないので、その単位はそのまま使えます。
ポイントは法改正と選択科目です。
まず法改正ですが、教員免許法は数年に一度改正されて行きます。
あくまで単位は現行法に従って取る必要があります。
このため数科目程度必須から外れたり必須が増えていたりする場合があります。
また大学時代に選択科目と言う物があったと思います。
選択科目は教科系の科目か教職系の科目の中から数科目を選ぶ形式だったはずですが、教職系(基本的に高校の全部の免許で使える)だったら良いんですが、教科系(その教科にしか使えない)と言う場合もあります。
当時選択科目で何を取っていたかによって、必要単位数に差がでます。
このため必要な単位数は合計で21~40単位程度と言う幅の広い単位数になって来ます。
利点としては単位を取り次第免許申請をすれば免許が取れる点です。
続いて後者の教育職員検定ですが、名前は検定となっていますが全て書類審査です。
試験は以下の3つの試験で構成されています。
・学力に関する試験
・身体に関する試験
・人物に関する試験
です。
何度も言いますが学力に関する試験も書類審査です。
じゃあ何で審査するのかと言うと、単位の証明書です。
情報の免許を取る場合には、情報用の単位を24単位以上取得しておく必要があります。
さっきの前者の方法だと21~40単位で人によって違いましたが、教育職員検定だと誰でも24単位と単位数は決まっています。
ただし、過去に取った単位で使える物は基本的には無く全部新規で取る必要があります。
また単位が揃っても他の2つの試験があるのでそれだけでは取れません。
身体に関する試験はとりあえず病院に行って健康診断を受けます。
健康であると言う医師の診断書が提出出来れば合格ですが、稀にここでひっかかる人がいます。
最後に人物に関する試験ですが、これは勤務先の校長などからの推薦書が提出出来れば合格になります。
これも推薦して貰えるかどうかは日頃の行いにかかって来る部分なのでここが引っかかると色々苦労するでしょう。
とりあえずは以上になる訳です。
2つの取得方法があるので色々検討して貰いつつ、どちらにするかを決めてから行動を色々開始して下さいね。
長くなりましたがとりあえずはこの辺で。 このカテ的には「自動車学校」か「運転免許試験場」に問い合わせるといいと思います、というような答えでどうでしょう?
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