準中型免許は車両総重量7.5tまでで中型免許(8t限定)は車両総重量
準中型免許は車両総重量7.5tまでで中型免許(8t限定)は車両総重量8tまでですがその差500kgで乗れるトラック TRUCKが大きく変わりますか? 総重量7500~7990kgのトラックは意外と多く存在します。
既存の4t車は大概この範囲ですし、一部では小型モデルでも4t積載ではこの範囲だったりもするんですよ。
既に出ていますが、従来の4t車は総重量7980kgとか8tギリギリに設定されています。
車種で言えばフォワードやファイターなどですが、現在街中で見かける4t車はほぼこの範囲で、最近加わったGVW7.5tモデルを除くと準中型免許での運転は不可能です。
(7.5tモデルは7490kg程度に収めているので準中型で運転可)
一方で小型ベースでも積載4tのトラックも存在します。
2t・3tが主になるエルフやキャンターなどの小型車種でも積載4tモデルが存在し、架装によっては総重量7500kgを超えるものも存在します。
7500を超えてしまえば準中型では不可となり、一部では小型ベースでも運転できない車種が存在するんですよ。
あくまで総重量と積載量で区分されている為、7.5tモデルの4tは運転できるけどこっちは運転できないと言う、ちょっとした逆転現象なんですよねぇ。 規格ぎりぎりで車を作ることは、けっこうあります。
なので、昔の普通免許(現8トン限定中型)の時代は、車両総重量7950kgというような8トンに限りなく近いトラックは結構ありました。
なので、その当時から動いているトラックは、そのままでは準中型免許で運転できない車両も結構あると思います。
今現在で考えると、8トン限定中型免許の所有者は相当数います。中型免許ができたのが平成19年なので、30代以上ならおおむね8トン限定中型でしょう。
そう考えると、まだ総重量8トン未満のトラックは需要があるとも言えますが、今から新しく作られる車種なら、準中型免許を意識しないわけにはいかないので、車両総重量7500kg未満で作られると思われます。
つまり、現時点では大きさはほぼ変わらないのに、8トン限定中型では運転できても、準中型免許では運転できない車両は結構あると思われます。 >その差500kgで乗れるトラックが大きく変わりますか?
業種によってはかなり違う。 今の「4t車」って言うトラックの大半が空車時の車両重量が5t前後あるので、車両総重量8t未満に合わすために最大積載量3t前後なのです。
このトラックの最大積載量を500kg少なく登録して車両総重量7.5t未満になるように登録すれば「準中型免許」で乗れるトラックに改造できるのです。
今の4t車をそのままに登録変更するだけで最大積載量が500kg少なくなりますが準中型免許で運転出来るトラックに変更できるのです。 いわゆる4tトラックの大半が、車両総重量 7.5t~8t の範囲内にあります。なので、中型8t限定では4tトラックに乗れるが、準中型では4tトラックに乗れない、と言う事になります。
以前に別の質問に回答する際、トラックの登録台数のデータを見たことがあるのですが、確か、日本で登録されているトラック台数の半数以上が4t車だ、と言う数字に驚いた記憶があります。4tトラックに乗れるか乗れないかで、運送業でできる仕事の幅が大きく変わってしまうのだと思いますね。
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