高齢者は免許返納をなぜ渋る? - 仕事の関係で70歳以上の高
高齢者は免許返納をなぜ渋る?仕事の関係で70歳以上の高齢者と接する機会が多いです。
免許の返納率は1割にも足りません。
田舎ということもあるのですが、
みなさん結構な割合で車や原付を運転してこられます。
気を付けているから自分は大丈夫だと言います。
駐車場で一緒になったことがありますが、
お世辞にも大丈夫とは言えない運転でした。
さっさと返納しろボケじじい!と思いますが、
車がないと買い物や病院に行けないというのもわかりますし
年金暮らしで毎回タクシーを頼めない状況もわかりますので
今回はこのことはいいです。
疑問なのはもう車にも乗らない、車もないような状態の人でも
免許を返納したがらない点です。
今日も、今月中に免許の更新に行くという74歳のおじいちゃんと会いました。
彼はここ10年ほど車には乗っておらず、
普段は徒歩・自転車・電車で生活をしています。
日常の生活範囲はそれで充分事足ります。
病院などで遠出をするときは息子さんに車を出してもらう、
車の運転は家族に禁止されているそうです。
なのに免許の更新をすると言います。意味がわかりません。
免許を返納しても、身分証となる経歴証明書をもらえますよね。
それでいいじゃないと思いますが、
お金を払って講習を受けて、免許を更新するそうです。
話をしていると、そういう方が免許を返納する人の割合より多いです。
純粋に疑問です。なぜですか。 報道されていることでもありますが、
高齢者の中には、
・運転免許証をもっているということが
・ボケていないことの証明
・まだ現役であることの証明
・老いていないことの証明
という感覚を持っている人が少なからずいます。
要は、運転免許をもっているということが、
1種のプライドになってるんですよね。
ですから、
・送迎があるのに、
・お金も余計にかからないで済むのに
・ぶっちゃけ運転もしないのに
・免許返納に抵抗感をもつ
という高齢者が多いといわれています。
どんなに理性的に論理的に説得しようとしても、
一向に免許返納に応じない高齢者がいるのも、
この免許証=プライドという価値観が高齢者に
多いからといわれています。 たとえ乗らなくても、一種の身分証明書というか、存在意義というか、持っているという安心感なんじゃないでしょうか? 自分が70代になってもも同じことが言えるならね。 『気を付けているから自分は大丈夫だと言います。』
これに尽きるかと。 質問の主旨から外れた回答かもしれんが、今の高齢者はそもそも現在とは全く異なるプロセスで運転免許を取得している。
はっきり言って今と比べ物にならないくらい容易な技能試験で取得している。
交通安全教育なんて碌に受けていないし、運転技術も不十分で現代の交通事情に全く馴染めない。
だから自分の運転技術が低い事にすら気付いてないし、周囲に迷惑をかけている事を理解できていない。
要するに自分さえ良ければ良いんだよ。
まさに「老害」だよね。
ちなみに高齢者でも最近のカリキュラムによって十分な教育を受けて取得した方はそれほど危険な運転はしない傾向にある。 まず経歴証明書の認知度が低いことが原因だと思います。
経歴証明書があるとタクシーやメガネ、補聴器の割引などのメリットもあるのですが知らない人も多いと思います。
あとは高齢者にはプライドの高い方が多く車を運転する許可証を失うことがすごい喪失感なのではないでしょうか?自分も地域の町内会長や民生委員の方とお話をする機会があったのですがやっぱり生活上免許証を返納するのは抵抗があるようです。
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