運転免許証について - 例えば東京都公安委員会発行の運転免許証
運転免許証について例えば東京都公安委員会発行の運転免許証を所持していて、警視庁管内で職務質問などにより紹介を受けたら東京都公安委員会内なので速やか紹介結果が出てくるのは理解できます。しかし、東京都公安委員会発行の運転免許証を所持していて、他都道府県警察管内で照会を受けるとどのような手順で照会されるのでしょうか? 運転免許証のデータ(違反、処分歴)や犯罪歴は全て警察庁で管理され
ています。
職務質問で警察官が運転免許証の照会をするときは、照会センターに依頼
することが殆どです。
照会センターでは、警察官が伝えてきた氏名、生年月日、住所を端末に
入力し、出てきた結果を職務質問している警察官に伝えます。
照会センターが入力している端末は、警察庁のコンピューターに繋がって
います。
なので、どこで照会しても手順は同じになるのです。 どのようなシステム構成になっているのかは、関わったことが無いのでわかりませんが、警察が運用する免許情報のデータベースシステムは、全ての都道府県がオンライン化され、他所の都道府県であるかどうかに関係なく照会が可能なシステムになっていますね。
なお、まだオンライン化がされていない昭和40年台は、免許情報の照会は無線や電話を使用して紙台帳のある部署へ問い合わせをしていました。他県の免許は、そこから更に他県の紙台帳があるところまで、市外通話をかけて行っていたそうですよ。
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