免許取得で深視力がありますが、この深視力は意義のあるものですか? - 深視力
免許取得で深視力がありますが、この深視力は意義のあるものですか? 深視力検査は三稈法です。同じ太さの棒が立っていて、真ん中の棒が近寄ったり遠ざかったりします。
棒が近付くと太く見えますから隣の棒との幅が狭く見え、離れると隣の棒との幅が広く見えます。
この微妙な差を正確に判断するには、右眼Aと左眼Bの幅(60~70㍉)と視標Cとで行う三角測法です。
三角測法で得られるのが立体視(深視力)です。
A眼又はB眼が見えないと立体視ができませんから合格できません。
両眼の視力が高くても三角測法の結果がが不正確でない場合があります。
A眼又はB眼の何れかが視標Cを向いていない眼です。
斜位がある眼です。
左右眼の視力を揃えても眼の向きが違っていたら立体視ができません。
この眼の向き(眼位)を揃える方法がプリズムメガネです。
プリズムメガネを掛ければ一発合格間違いありません。
仮に合格できない眼なのにズルして合格してしまうと、事故に遭う確率がとても高くなります。
例えば、大型トラックの高い運転席から俯瞰で交差点を見て、左折しようとしているとします。
左折を始めると交差点が回ります。ここで深視力×の眼は距離感がゼロになり焦ります。気が付いたら左後輪の下に自転車が!
夜間の高速道路での追突、車幅の見間違いの原因など、なぜこうなるかを研究し尽くして決められた法規です。 長大な自動車や人の命を預かる二種に必要とすることには意義があると思います。
しかし、既得権で中型8t限定(準中型5t限定)に不要というのは矛盾を感じます。 元教習所の指導員です。
大型車など後方が離れていて真後ろと壁などの距離感がつかみにくいのは深視力が低いせいなので弱いと困りますね。
私も大型免許ありますが深視力が弱くて更新時には苦労します。 遠近感覚がないと、すれ違いのタイミングなどが判断できないからね。
片目を閉じて運転してみれば、遠近感覚の重要性と、大型免許にそれが求められる理由が分かると思うよ。 深視力の検査方法には疑問が有りますが、深視力とは対向車とすれ違う箇所を判断する事が一番の重要点になります。直進、右折事故の原因は深視力の無さも一因です。これらを知らない人があまりにも多いのが残念です。 意義がないなら、とっくの昔に廃止されているだろう。
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