我が国で社会問題となりつつある高齢ドライバーの運転免許証の - 返
我が国で社会問題となりつつある高齢ドライバーの運転免許証の返納問題ですが、欧米諸国やその他の国々ではどうなのでしょうか?
アメリカ合衆国などでも高齢者による操作ミスによる交通事故などは社会問題に
なっているのでしょうか? 中国の場合は、70歳までしか免許証を持てない制度にしているようですね。
欧米諸国の場合、個人の権利の意識が強く、相応に自己責任の意識も強いので、判断能力の衰えた老人が事故を起こすことは、社会ではなく個人の問題だと捉えられているようです。
また、特に米国は車社会であり、自動車が無いと日常生活すらままならない状況ですからね。なので、運転能力の衰えた人間から免許を取り上げるのではなく、少々の衰えがあっても、あるいはそもそもの能力が不足な運転者であっても、安全に通行できる交通環境を実現する方向に、政治や世論は動くようですよ。運転免許試験が簡単だったり、米国の市販車でシートベルトが自動化されたり、ライトが消せなくなったりしているのも、交差点では先に対抗右折車を通すような信号制御をしているのも、商業施設の駐車場で後退駐車が不要な配置が採用されたりするのも、そういう方針の結果ですよね。
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