フォークリフト免許取得について1500cc以下のフォークリフトであれば普通免許
フォークリフト免許取得について1500cc以下のフォークリフトであれば普通免許でも取得できますか？ 言葉尻をとらえるようだが「フォークリフト免許」というのは存在しません。
それに近いのが2種類あります。
１．大型特殊自動車免許
→フォークリフトを路上で運転するためだけの免許。公道上で、荷を持ち上げての運搬作業はできません。あくまで「移動のための走行」だけです。もちろん取得すれば、フォークリフト以外の大型特殊自動車（ラフテレーンクレーンとか）も運転可能ですね。
２．フォークリフト運転技能講習
→フォークリフトで、荷を持ち上げて運搬作業するための資格。これは公安委員会管轄の運転免許ではなく、厚生労働省管轄の「作業資格」になります。受講してもらえるのは免許証ではなく「～技能講習修了証」です。
この資格があれば、公道上を除く私有地（工場内・倉庫内）で、荷を持ち上げての運搬作業ができます。自動車の運転免許を一切持たない人でももちろんできます。（一般には、こちらの方を「フォークリフト免許」と呼ぶことが多いですが、厳密には間違い、ということです。MT車をミッション、と呼ぶみたいなもの。）
技能講習には、もう1つ下のランクの「～特別教育」があり、能力1t未満のフォークリフトであれば、運転できます。
また大型特殊には下位の「小型特殊～」がありますが、これはその上位である普通自動車免許を取得すれば自動的に付加されるもようなものですから、わざわざ取得する人は「フルビット」を目指す人以外では現在マレでしょう。
フォークリフトにも「小型特殊自動車」に分類されるものがありますが、たいてい能力は0.9t（1t未満にするため）です。当然ながら、公道を走行させるにはナンバーが必要です。通常、工場内・倉庫内のみ想定した企業ではナンバー取得しません。ただし小型特殊に含まれるリフトなら、ナンバー取得した方が税制上だったか？有利なので、公道走行を想定してなくともナンバーついていることが普通。
とまぁ、つらつらと書きましたが、運転できるかどうか？を判断するのに排気量など全く関係ありませんよ。
1t未満か、1t超えるのか？
小型特殊自動車に収まるのか収まらないのか？
これが判断基準です。で、「～技能講習」を受けて合格すれば、上限はありません。2tフォークだろうが30tフォークだろうが関係なく作業することになりますね。
参考になりましたら幸いです。 フォークリフトの免許何てものは存在しないから（笑） フォークリフトの免許は、自動車の免許と関係無いです。普通免許が無くても取得可能です。
排気量の区分けでは無く、荷重1ｔ未満と、それ以上で分かれています。
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