19歳です。車の免許を取りに教習所にそろそろ通うのですが、3つ上
19歳です。車の免許を取りに教習所にそろそろ通うのですが、3つ上の兄が隼という大型バイクと86というスポーツ Sportsカーに乗っていて、影響されてマニュアル車の免許を選びました。マニュアル車の操作方法を教えてもらったんですが、かなり難しそうで取れるか不安だったため、私でも取れるか聞いたら、通ってれば誰だって取れるよ、取れない人なんて絶対いないしこれは慣れだよと言われたんですが、本当に難しくないですか？ 難しくないです。マニュアル車が運転できる免許は“限定無し”です。MT車ですと車がどのように停止状態から発進するかのメカニズムを知ることが出来ます。確かにガソリンエンジン車のMT車ですとトルクが少ないので発進はしにくいですが動かすことのできた喜びは何物にも代えがたいです。トラック（現行免許制度だと最大積載量2000kgは準中型５ｔ限定かそれ以上の運転免許要）などディーゼルエンジン車のMT車はディーゼルエンジンがトルクが多いので発進は楽です。詳細は教習所で習うでしょうがアクセルとクラッチの調和がキモです。
AT車だと車に乗せられている感が強いですが、MT車ですと自らの意思で動かす、というのがAT車と比較してより強くなるので、結果的には運転に対する心構えがより強くなるでしょう。
メカニズムの話になりますが、兄さまの隼（バイク）も８６（車）も6速MT。但し、隼はリターン式といい、1-N-2-3-4-5-6と直線のシフトパターンを左足で操作するのに対し、８６はHパターンといいR（リバース。後退）は何処にあるか忘れましたが、シフトレバーがあって何も操作しないとバネの力でN（ニュートラル）に戻り、発進時は1速に入れて、次は2速と変速し、変速したらシフトレバーはそのまま2速なら2速に入りっぱなしになります。
アクセルペダル（隼ではスロットル） ・・・ 燃料と空気の混合気をエンジンに送り込み、エンジンの回転数を上げるもの。クラッチが繋がっていればドライブシャフト（隼ではチェーン）を介してタイヤに動力が伝わり、速度が上がる。86では向かって一番右側のペダルをふむとエンジンの回転数が上がります。A。隼ではハンドル右手握りに備わっていて手前に捻るとエンジンの回転数が上がります。
ブレーキペダル・・・86では右から2番目。B。右足で踏むとマスターシリンダーから油圧でブレーキホース、4輪のブレーキキャリパーを介して備え付けられたそれぞれのブレーキパッドがそれぞれのブレーキディスクを挟み込み、熱を発生させ車が減速します。隼ですと前輪と後輪が別系統のブレーキになっておりますが、車と仕組みは一緒、前輪ブレーキはハンドル右手のレバー、後輪ブレーキは右側にある、右足で踏むペダルです。瞬間後輪のブレーキを先にかけて車体を安定させて前輪ブレーキをかけます。
クラッチペダル（隼ではクラッチレバー）・・・エンジンからの動力をクラッチ板を介して切ったり繋いだりするもの。86では一番左のペダル。C。左足のペダル（隼では左側のレバー）を踏んで（クラッチを切る。エンジンからの動力が伝わらない）シフトレバーをNから1速に入れてそこから徐々にクラッチペダルを戻していくと車がブルブル震えて前に動き出すのでその位置でクラッチペダルを戻す足を保持して、アクセルペダルをジワーっと踏み足すとより動き出すので(半クラッチ）、その状態でエンジン音が落ち着いたらクラッチペダルを戻しつつ（クラッチを繋いでいく）アクセルペダルを踏み足していく（アクセルとクラッチの調和）と車が発進します。当然その時にはクラッチペダルは踏んでいなくてアクセルペダルを踏んている形になります。もっとも平地の場合、慣れてくるとクラッチペダルをゆっくり繋ぐだけでもエンジンの回転だけで車を発進させることもできます。
2速以降の変速（シフトアップ）はアクセルペダルを緩めてクラッチペダルをしっかり踏んでシフトレバーを目的のギヤに入れてすぐクラッチペダルを戻してクラッチが繋がったところでアクセルペダルを踏んで加速、という形になります。
隼ですとNから1速へは左手でクラッチレバーを握りしめ左足でチェンジペダルを踏み下げます。多少ショックはありますが1速に入った証拠です。これを右足で踏んだブレーキペダルを解除してステップに右足を載せて左手で握ったクラッチレバーを徐々に戻していくとじわーっと隼が前に動き出しますのでそこは右手でスロットルをそろーっとひねって、半クラッチからアクセルとクラッチの調和をして発進させますが86と同様、慣れてくればゆっくりクラッチレバーを戻すだけでも発進は出来ます。隼のシフトアップはクラッチレバーを握って左足つま先でペダルをかきあげて変速（1からはNを飛び越して２速へ。2速から3速へはクラッチレバー握って単に左足でペダルかき上げるだけ）、そしてスロットルをそろーっと開ける（加速する）という形になります。
各ギヤには出せる速度の範囲が決まっており、当然1速は発進、高いギヤは巡航用で発進には向きません。シフトの減速チェンジはブレーキをかけて速度が落ちたら、アクセルペダル離してクラッチペダルを踏んでそれにあわせたシフト（ギヤ）にチェンジしますが、速度が落ち切らない、または高いペースで走行したい、という場合はクラッチペダルを踏んで一旦アクセルペダルを踏んでエンジンの回転を上げてその瞬間に目的のシフト（ギヤ）に変速します。 概して言えば、「MTって、そういうもんなんだ～」と割りきれるならば取れるでしょうね。 難しくありません。
農家のおばちゃんでさえ取りましたから。 お兄さんに免許証を見せて貰って下さい。免許の条件等の項目が左中央にあります。オートマ免許では、ここに「ATに限る」と書かれます。ダサいです。
免許を取るのは、普通の人は、一生に一度限りです。迷わず、マニュアル免許をとりましょう。教習所では、合格保証パックみたいなのがあります。何度不合格になっても、追加の出費はありません。いっぱい練習できます。マニュアル免許をぜひお兄さんに見せてあげてください。 難しくないですよ
一昔前はオートマ限定なんてなかったんですから
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