運転免許証の暗証番号は何に使用するのですか。先日、免許更新しまし
運転免許証の暗証番号は何に使用するのですか。先日、免許更新しましたが、約5年間、暗証番号は使用しませんでした。 ICカード運転免許証には、容量8KBのICチップが埋め込まれており、そこに顔写真、氏名、生年月日、本籍、免許証交付年月日、有効期間の末日、免許の種類、免許証番号が電磁的に記録されています。ちなみに、このICカード化に伴い、本籍はプライバシー保護の観点で表面から削除されています。
また、ICカードを導入することによって、免許証の偽造防止にもつながっています。今後、自治体の証明関連の窓口や金融機関などに免許証のIDを確認する機能を設けることで、偽造免許証での利用をなくそうという動きもあるようです。
なお、暗証番号は2組あり、1組目で本籍と写真以外の券面の情報が、2組目で本籍と写真の情報を見ることができるようになっています。
2組の暗証番号がセットされているICカード運転免許証ですが、現状では実際に日常生活で入力を求められることはほとんどありません。数少ない例外として、日本国内の米軍基地に入場する際に、2組の暗証番号の入力が必ず求められます。軍事施設のため、厳重にセキュリティが保たれているということになります。 個人情報を展開するための暗証番号 質問者さんの経験の通りで、現状、試験場や警察署に設置された照会端末で内蔵ICチップを読み取るか、あるいは非接触カードリーダー装置をPC等に接続して内臓ICチップを読み取る時にしか、暗証番号は使いません。
IC免許証の導入時には、他の用途をいろいろ想定していたのだと思いますが、利用できるシステムが、まだ何も存在しない状態です。
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