寒さに弱いはずのEVメーカーが、北欧市場では最強の自動車メーカーになってしまっ
寒さに弱いはずのEVメーカーが、北欧市場では最強の自動車メーカーに
なってしまった疑惑が浮上してます。
これが本当なら
今年の冬は凍る人が続出しますか?
テスラのスウェーデンにおける販売状況はかなり問題があります。
今年1〜8月の累計販売台数は11,685台、前年比-11.1%、シェア7.0%でした。
9月単月は販売台数が伸びて4792台、月間シェア1位18.6%。
1/9の期間で29%の台数を販売したことになります。
ボルボは1〜9月の累計で販売台数32,695台、シェア1位16.9%。通年ではボルボの方が上でしょう。
こうなった理由ですが、テスラはスウェーデン国内で労働問題を起こしており、労働組合のストライキを食らっています。
サービス拠点の技術者と労働協約を締結しないためストを起こされる状態。2023年12月のレポートでは、
『ストライキ中のテスラ技術者達は「マスク社長の意図は理解するが、スウェーデンの企業文化*も受け入れて欲しい」と語る。「現在、会社からは、米国モデルの週6日労働、慣習化された残業、不透明な昇進基準を押し付ける。ただ、働け、働けというだけだ。」と話す。』
『テスラ労働者を組織するのはIFメタル労働組合だが、ストライキを支援する動きはフィンランド、ノルウエー、デンマークの北欧諸国の少なくとも15組合、数万名の労働者に拡がっている。』
とあります。
~マークラインズ・スウェーデン新車販売
https://www.marklines.com/ja/statistics/flash_sales/automotive-sales-in-sweden-by-month
~ スウェーデン・テスラのストライキは労使合意重視体制との文化衝突
https://www.jilaf.or.jp/news/20240208-3648/ スウェーデンの首都ストックホルムでは、2024年12月31日より市中心部でのガソリン車とディーゼル車の走行が禁止されます。
日本で言えば、ガソリン車とディーゼル車が東京の中心部に入れない。必要に迫られて、まだ補助金があるし、買わざるを得なかった可能性も高いかと思います。
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