自動車整備士の方っていちいちすべての規定トルクを確認して締めない
自動車整備士の方っていちいちすべての規定トルクを確認して締めないですよね。じゃあどの程度で締めるのですか? 重要なエンジン内部やホイルナットやドレンボルトなどはトルクレンチ使うが、バンパー取り付けなどは感覚です。 エンジン内部やエンジンに付随するボルトナット類、走行操舵制動に関連する部品、その他サービスマニアルで締め付けトルクが指定されている部分はトルクチェックを行います。
それ以外のボルトナットは任意のトルク設定が出来るインパクトレンチやインパクトドライバーでトルクを設定して締め付けをします。
その他のトルク設定の無い6mmボルトなどは作業者の締め付け時の手の感覚(手応え?)で緩まない様に締めるだけです。 手打ちが自慢の蕎麦さん、ラーメン屋さんで定規を当てて麺を切っていますか? そんなことをしなくても麺の太さはそろっていますよね。牛丼屋さんもですね。
それがプロです。
本当の整備のプロは長年の感覚でほとんど誤差なく規定トルクで手締めができます。ただし確認のため最終的にはトルクレンチで確認しますけどね。 ボルトナットには締まっていればいいものとトルクをきっちりしないと不具合が出る物があります。
締まってればいいものはギュッとほどほどに締めます。 整備内容にもよると思いますけどね。
エンジン全バラとかだと組み上げ時は絶対トルクレンチを使って
規定値で締めないといけないです。
しかしディーラーなどの整備(ホイールの脱着、オイル交換時の
ドレンボルト締付、オイルフィルターの取付程度では)だと
結構いい加減というか、手トルクで締めていると思いますよ。
「経験値でそうやっている」でも別にいいんですが、
オイルパンの素材が他社よりも柔らかいダイハツ車とかだと
手トルクの締め過ぎでネジ切ることが多い、とも聞きます。
私も以前はディーラー(ホンダ)で車検整備してもらってましたけど、
自分でオイル交換した際に、ドレンボルトもオイルフィルターも
固くてなかなか外せなかった経験あります。
手トルクもいいけど、締め過ぎはあかんよね。
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