難聴でも自動車運転免許を習得できますか?授業は手話でしょうか? - 補聴器を付
難聴でも自動車運転免許を習得できますか?授業は手話でしょうか? 補聴器を付けて、ホーンが聞こえればOKですよね。もともとは、いわゆるろう者はには免許を与えないと、規定されてました。昭和50年頃から、ろう協や手話サークルが、国会や警察庁に対しての請願活動を続け、勝ち取ったものです。当時は、自動車学校というより、個人指導、一発受験が結構あり、その指導員が手話サークルに入ってくる例がよくありました。それが今は、補聴器でホーンが聞こえなくても、ワイドミラーの使用でOKのようになっているみたいです。個人教習から始まった受験対策、今は大抵学校ですね。教習手段は筆談が結構多いようです。ただ、教官が手話サークルの会員というのもありますが。
聞こえる人と比べると、教え方にハンディがあり、ちょっと時間は余計にかかることが多いようです。
文章が苦手な人が多い、つまり、学科テストが大変です。
実技指導、普通は、教習生の横から声をかけ、その指示を聞きながら手足を動かします。ろう者の場合、一つ一つの指示は、完全に停車した状態にしないと指示できないです。このロスは無視できないです。
今は、ろう者も、免許持った人は珍しくないです。ただ、蝶マークはあまり見ないので、「?」に思うことはあります。 聴覚障碍者であっても取得できる免許の種類が限られますが、取得は可能です。
準中型・普通に該当する車輛を運転する場合、特定後写鏡(ワイドミラー又は補助ミラー)を取り付けることと聴覚障害者標識を表示することが条件での免許取得が可能となっています。(いずれも一種免許限定)
四輪免許はこの準中型免許が取得できる最大の免許になります。
二輪免許は全車種取得可能です。
原付免許、小型特殊免許も取得可能です。
取得できないのは「大型免許、中型免許、大型特殊免許、けん引免許、および第二種免許の全車種」になります。
下記をご参照ください。(徳島県の例)
https://www.police.pref.tokushima.jp/06menkyo/0621-tyoukaku/index.html
(教習所での学科教習などを)手話で行うかどうかは存じませんが、「聴覚障碍者教習」を実施しているの教習所での教習が可能です。
一般社団法人 埼玉県指定自動車教習所協会
https://safety.or.jp/acquisition/hearing/ 免許取得はできます。
難聴野方に対応している教習所なら何かしらの方法を取ってもらえるかもしれませんが、入所自体を断られる可能性もあります。
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