大分県運転免許センターの窓口での手数料の支払いは現金のみですか? - ホー
大分県運転免許センターの窓口での手数料の支払いは現金のみですか?ホームページから探してみたのですがわかりませんでした。 東京都以外はどこも、運転免許関連の手数料支払いは、現金でしか出来ない、と思っていいですよ。
大分県もそうですが、多くの都道府県では、手数料は「証紙納付」です。民間委託業者である証紙の販売窓口で現金と引き換えに収入証紙(領収証紙)と呼ばれる切手状の紙片を買い、それを申請書に貼って提出し、窓口の係員が「割印」(消印)をすることで、手数料が納付された扱いになります。よって、正しくは現金でも支払えず、証紙でのみ支払えることになります。証紙は、印紙や郵便切手などと同様に、明治の初めに官吏の汚職防止を目的に導入された仕組みですが、現在も多くの都道府県で制度として残存しています。
この証紙をどのようにして手に入れるかについては、特に法的な制限はありません。よって、証紙の販売業者がクレカや電子マネー等での決済を認めるなら、現金以外の方法で証紙を購入できることになります。
しかし、実際にはカード決済や電子マネー決済に応じる委託業者はありません。これは、カード決済などでは、取引額の5%ほどを決済事業者が「中抜き」してしまうため、そもそもその程度しか証紙の販売手数料収入が無い委託業者では、カード決済などを取り扱うだけで利益が吹っ飛んでしまい、商売にならないからです。利益が出てこそのビジネスですからね。
また、日本国内では、カード決済や電子決済だからと、その決済手数料分の「上乗せ販売」をすることは認められません。なので「手数料分余計に払うからカードで」と言っても駄目です。もっとも、そもそも決済できない以上、証紙の販売事業車は決済端末を導入しませんから、決済をしたくても出来ません。
現在のところ、東京都(警視庁)だけが例外ですが、これは、東京都では証紙納付を廃止しており、出納業務が直営であることと、現金を扱うコストを節約できるならカード決済手数料等分の減収を受け入れる、と言う判断をした結果です。
日本政府自体が現金取引から電子マネー類への移行を指向しているので、今後はカードなどによる決済が可能な道府県が増えてくるとは思いますが、現時点では東京のみの取り扱いです。 大分県運転免許センターのHPに『手数料は大分県収入証紙(現金でのみ購入可)で納めていただきます。』と記載されています。
https://www.pref.oita.jp/site/keisatu/menkyo-index.html
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