高齢者の免許返納についてのディベートを行っています。免許を返納す
高齢者の免許返納についてのディベートを行っています。免許を返納すべき側の立場に立っています。
返納すべきではない側から
高齢者より若者の事故の方が多いから、高齢者は免許返納すべきではない
と言われます。
それについての反論はありますか？
そしてどのようなことを言えば返納すべき側が勝つことができますか？ ＞高齢者より若者の事故の方が多いから
初心者である若者と比べてどうすんの？と思っちゃいますが...
言い方が悪いですが、初心者なんだから事故が多いのは当たり前なんですよ。
問題なのは、高齢者は運転歴が長いにも関わらず、中年よりも沢山事故を起こしているという点です。
運転歴が長いのに事故を結構起こすなら、もう運転技術の改善の余地はないですよね。
運転技術がない、今後上達もしないなら、運転免許を持つ資格はない。
当たり前の話です。
事故が多いかどうだけ考慮しても意味がないです。
免許を持つに値する運転技術があるかどうか、今後技術の向上が見込めるかどうか、そこが重要です。免許取得する時だってそうですよね。
ここからちょっと話が変わりますね。
事故の多さで免許返納するか否かを決めると相手が言うならば、「じゃあ事故の多い若者が返納するべきということか？」と聞いてみてください。
「はい」と言って来たならばこう言いましょう。
「免許取得したばかりの人は基本免許返納することになるので、数十年後には免許所持者いなくなりますよ？それは暴論では？」とでも言ってやりましょう。
「いいえ、若者も高齢者も免許返納は不要」と言ってきた場合はこう言いましょう。
「そもそも免許をもつ資格がないものは所持してはダメ。誰もが返納不要とするのは暴論では？免許更新制度が不要だと言ってます？」とでも言ってやりましょう。
主のスタンスとしては、「事故が多い年代は免許返納だ！」ではなく、「運転技術がなく改善の見込みがない年代は返納だ！」にしましょう。 高齢者は免許を返納すべきだという理由に何をあげていますか。
「高齢者は事故が多いから。」
という理由だったら、
「高齢者より若者の事故の方が多い」ということで理由が潰されて負けです。
高齢者は免許を返納すべきだという理由、根拠が大事ですね。 ・「多い」とは絶対数のことか、運転者に占める割合のことか曖昧。問題にしているのは後者
・では若者も返納させればよい。本テーマとは無関係だ。関係ない論点ずらしは慎むべき
典型的なすりかえですから、踏み込めば簡単に潰せますよ 高齢者より若年者のほうが危険だから、そちらを優先して対策すべきだ、と言う主張に対抗するなら、「それはそれ、これはこれ」の論理が適切でしょう。若年者の事故対策を不要だとは言っていない、しかし高齢者の事故率も高いのだから対策が必要だ、と言う方向ですね。
また「事故率が高いから」の理屈は、実際に事故を起こさないことには表面化しないので、違反に対する処罰で対処するしかなく、事故を起こす前に若年者の危険性を確認することは困難で、返納を求める措置は適切ではない。しかし高齢者の場合は運動や認識能力の低下が顕著であり、返納は事故を予防する効果を期待できる、と言った主張もできるでしょう。
もっとも、これで「勝つ」のは難しいでしょう。相手はそれに対し、更なる反論をしてくるはずですからね。よって、どこまで相手の反論を予想し準備できるかが勝敗を決めます。この主張をすれば勝てる、だなんて甘い考えは持たないことです。 事故率については言い返しようがありません。
「たしかに若者の事故率は高いがそれは運転に慣れていないことが一因であって、若者の運転を禁止した場合はそれ以降の世代の事故率が上がる可能性があって意味がない。また、20代の若者は労働しており、仕事に免許を使う可能性がある以上運転を禁止するのは社会的損失が大きく高齢者と同列に扱うのは適当ではない。」
と事故率については躱すのはどうでしょう？
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