あまり金銭的に余裕がない人間が普通自動車MT免許を取りたいと思ってい
あまり金銭的に余裕がない人間が普通自動車MT免許を取りたいと思っているのですが、免許を取ってもすぐに車を買えるわけではなくしばらくは家族が所有しているAT車に乗ることになります。AT免許を取って、MTが必要になってから限定解除に行くのと、MT免許を最初から取っておくのだとやはり後者の方が良い(得)だと思いますか? うちの近所の教習所はMT320,000円、AT306,000円。14,000円しか違わない。限定解除は82,500円で4時間教習の為に数日会社を休み最終試験で70点以上取らないと解除出来ない。エンスト1回5点減点、坂道発進あり、S字有り、クランク有り。 この試験の合格に2回3回受けるとその度に会社休むし10万12万15万って掛かる。だったら最初からMTやん。 最初に金銭的に余裕がない、と行っている状態で、追加費用が必要になることは見込まれる AT限定→限定解除、は負担が大きすぎるように思います。限定除するための費用は、直接受験をする場合以外では、最初から MT 免許を取るよりも高くつきます。 最終的にMTにするなら最初からMTの方が良い。
AT限定で後から限定解除だと自動車学校の金額は多くかかります。それでいてMTの練習は数時間しかできない。
MTとAT限定の自動車学校の価格差は学校によって違いはあるけど、自分が通ったところも14,300円違いなだけ。後から限定解除だとその方が60,500円高くなっちゃいます。それで技能4時間だけですからね・・・
車両価格はモデルによってもちろん違いますが、トランスミッションが違うだけならMTの方が10万円くらい安いので、それだけで元が取れます。MTがスポーツモデルで他のパーツなんかが高額だと逆転しているモデルもありますけどね。 かかる教習費用の総額だけで見れば、普通自動車免許(MTとAT両方運転できる免許)を取得しておくほうが安上がりです。
教習所に通う手間のことを考えても、普通自動車免許を取得しておくほうが合理的です。
しかし良いことばかりではありません。
普通自動車免許を取得してから、長年MTを運転してない場合は、大なり小なりMTの勘が鈍ります。
1年程度なら勘が残っていると思いますが、何年も乗らない場合はひどく勘が鈍ることがあり、いざMTを運転するときに危険になったり、車を傷める原因になります。
これには個人差もありますので、正しいことは言えません。
MTの勘が鈍るリスクを考えると、MTに乗りたくなったときにAT限定解除の教習を受けるほうが無難です。
また、人はいつ気が変わるか分かりませんので、今はMTに乗りたいと思っても数年後には気が変わることがあり、ATに乗り続けるかもしれません。
そのため、AT限定免許でよかった、という結果になることもあります。
【 参考 】
変速機の種類は、大きく分けると7タイプあり、そのうち6タイプはAT限定免許で運転できます。
◆MT(3ペダル式) : 普通自動車免許
クラッチペダルがある車です。
クラッチペダルがある車のみ、普通自動車免許(MTとAT両方運転できる免許)が必要です。
◆AMT : AT限定免許
クラッチ操作を機械が自動で行うタイプです。
変速機自体はMTと同じものが使われています。
運転感覚は3ペダル式のMTにもっとも近いです。
AMTを採用する車の多くは自動変速機能も付いています。
素人がMTの操作をするより上手に変速します。
手動変速(マニュアルモード)も可能です。
AGS、または、シングルシーケンシャルトランスミッションと言われることもあります。
◆DCT : AT限定免許
クラッチ操作を機械が自動で行うタイプです。
AMTとは違い、変速時の力抜けが起こらない利点があり、本格的なスポーツカーにも採用されることがあります。
DCTを採用する車の多くは、自動変速機能も付いています。
手動変速(マニュアルモード)も可能な車種が多いです。
SST、または、デュアルシーケンシャルトランスミッションと言われることもあります。
◆AT : AT限定免許
最近はあまり使われなくなりましたが、昔ながらの自動変速機で、通称ATです。
3段変速から 10段変速のものまで、幅広くある有段式の変速機です。
車種によっては手動変速(マニュアルモード)機能が付いています。
スポーツタイプの車には、有段式のATがもっとも信頼性があり、故障も少ないと言われています。
変速時の力抜けもありません。
車種によっては変速の自由度が高く、融通が利きやすい利点もあります。
◆CVT : AT限定免許
軽自動車から普通車まで幅広く使われている無段変速タイプの自動変速機です。
燃費の良さが最大の利点です。
車種によっては手動変速(マニュアルモード)機能が付いています。
一部の例外を除き、スポーツタイプの車にはあまり採用されません。
◆電気式無段変速機 : AT限定免許
主にトヨタなどのハイブリッド車に採用される無段変速タイプの自動変速機です。
今後ハイブリッドが増えるトヨタでは主流の変速機になります。
特徴はCVTと似ていますが、電気式無段変速機はエンジンと電気モーターの動力を合わせて変速できる構造です。
手動変速(マニュアルモード)機能のような、遊び心がある機能が付いた車種はほとんどなく、実用一辺倒の変速機です。
現時点では分かりやすい名称がないため、カタログなどでは電気式無段変速機と記載されることが多いです。
◆その他の自動変速機 : AT限定免許
採用例が少ない珍しい構造の自動変速機もありますが、情報が少ないため具体的なことが分かりません。 勿論です。いずれ限定無し(MT)をお考えなら、AT限定を挟むのは労力とお金が勿体ないです。 金銭的にはね。
ただし、自動車の運転は「センス」です。
手足が自在に動かせる人もいれば、できない人もいます。
できないと、ハンドル回している最中にクラッチ操作アクセル操作のできない人もいます。
ハンドル操作、変速操作に一杯一杯で安全確認まで回らない人もいます。
そういった人は、ATでハンドル、ブレーキ、アクセル、安全確認ができるようになってから変則操作をやる方が、運転苦手意識が減ります。
ページ:
[1]