単車にも「国際免許」ってありますか? - 国際運転免許証(IDP)は
単車にも「国際免許」ってありますか? 国際運転免許証(IDP)は、本国免許証の外国語による翻訳証明書です。この人は我が国でこれこれに相当する運転免許を持っていますよ、と言う翻訳説明書に過ぎません。IDPの免許の種類は、欧州の制度を基本に、A~Eの5分類となっていて、日本の免許はそれぞれ下記のように読み替えて記載されます。
日本の所持免許 → IDPの種類欄の記載
原付・小型特殊 → 対象外
普通二輪・大型二輪 → 種類A(二輪)が有効
普通自動車・準中型自動車 → 種類B(普通車)が有効
中型8t限定・準中型5t限定 → 種類Bが有効
中型自動車・大型自動車 → 種類B、C(トラック)、D(バス)が有効
けん引 → 種類E(トレーラー)が有効
二種免許 → 相当の一種免許で読み替え
よって、二輪の免許しか無い人は、二輪(種類A)だけが記載されたIDPになります。日本では二輪の免許は単独で所持できるので、二輪しかないIDPは存在できますが、国によっては四輪の免許が無いと二輪の免許を持てないような制度のところがあるかも知れません。
また、満18歳未満の人には発給されません。それと、IDPでは自家用車の運転しかできないので、日本の二種免許に相当する種類はありません。 国外運転免許証の申請時にどの種別の自動車の運転を行うか記載するようになっています。
4輪、2輪どちらも運転するなら 両方申請しますし、2輪しか運転しないなら2輪だけ申請します。
申請した自動車の種別を国外運転免許証に記載してくれます。
原則ジューネーブ条約に入っている国での運転になりますが、私はジューネーブ条約に入ってないインドでもバイクに乗ってましたけどね。 ジュネーブ交通条約に話を絞るけど、カテゴリーA(二輪の自動車(側車付きのものを含む。)、身体障害者用車両及び空車状態における重量が400kg(900ポンド)をこえない三輪の自動車)
はあります。
日本国内における大型二輪免許、普通二輪免許、原付免許の何れかを持っている方に発給されます。(普通免許等、原付を運転できる他の免許を持っている方にカテゴリーAが発給されるかどうかについては調査中)
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