自分が免許を取った時は、教本に「下り道は登りと同じギアで降り
自分が免許を取った時は、教本に「下り道は登りと同じギアで降りて下さい」と習いましたが、HEVやEVが当たり前の最近では教え方が違うのでしょうか? その教え方は、主にMTの場合です。ATでは、ギアを選んで走行する概念がありませんので、上りと同じギアで下るという表現が該当しません。
HEVやEVに限らず、すべてのATで同じことが言えます。
その教本が、MTとATを兼用している場合は、MTを前提とした内容になっていることも考えられますので、AT限定の場合は無視しても構わない内容です。
HEVやEVはもちろん、現代のAT車の D レンジには自動エンジンブレーキ機能がありますので、シフトレバーを操作してエンジンブレーキをかける必要はありません。
D で走行中は、コンピューターが長い下り坂を検知すると、必要に応じて自動でエンジンブレーキの強さを調整する仕組みです。
そのため、上り坂も長い下り坂も、D レンジだけで安全に走行できます。
30年ほど前のAT車から、変速機にはコンピューター制御が採用され始めましたので、現在出回っているAT車の D レンジには、自動エンジンブレーキ機能が採用されています。
昭和時代のAT車の D レンジには、自動エンジンブレーキ機能がない可能性が高いです。
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