TOYOTA2000GTのツインカムエンジンは、元はCROWNの
TOYOTA2000GTのツインカムエンジンは、元はCROWNの、シングルカムのエンジンにツインカムを換装しただけのエンジンだったのですか。 そうですけど、エンジンの馬力や回転数、レスポンスなどを決定するキモは、極論するとヘッドとピストンだけです。シリンダーブロック以下は、実用エンジンでもスポーツエンジンでも、設計目標は同じです。(とにかく丈夫で軽量であればヨシ。)
>シングルカムのエンジンにツインカムを換装しただけのエンジンだったのですか。
なんか気持ち的には納得出来ないでしょうが、それは『エンジンという機械の設計法』を知らないから感じることです。
ブロック以下の『設計上の最適解』は、SOHCもDOHCも同じです。
ちなみに言うと。
そういうエンジンで、今日『名機』と呼ばれているものも、すごく多いですよ。
例えば・・・トヨタ2000GTが中身を丸パクリしたロータス・エランのロータスTCエンジン(当時1.6ℓクラスで最速の4気筒でした)は、フォード116Eエンジン(なんとOHV)のヘッドをDOHC化したものでした。
また日本車だと。
AE86のエンジンとしてデビューし、ターボを装着して600馬力近くまでチューンされ、グループC(耐久レースマシン)に搭載された4A型エンジンは、元々1.5ℓのSOHC、3A-Uエンジンに4バルブヘッドを載せたものです。 M型エンジンにヤマハ製DOHCヘッド載せたのが3M型。
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