opj107168844 公開 2024-11-14 17:42:00

「世界の昭和」についての説 - イギリスの作家イーニッド・ブライ

「世界の昭和」についての説
イギリスの作家イーニッド・ブライトン(1897-1968)の子供向け作品「おもちゃの国のノディ」(1949からのシリーズ作品)に出てくる、タイトルキャラである鈴付き帽子を被った人形のノディの運転するおなじみの車は、作者イーニッドの持ち車としてフィアット500のガミーネにノディのものと同じ色をつけてリアルにした?!
https://www.iconicauctioneers.com/1969-fiat-500-gamine-rec00718-1-0713

noa1127478806 公開 2024-11-14 19:12:00

結局、質問が何なのかイマイチ判りませんが。
フィアット500ガミーヌは、ヴィニャーレというコーチビルダー(クルマのボディだけ作るデザイン会社)が、当時のフィアット・『ヌォーバ』500(いわゆるルパンのフィアット)の台車に、戦前のフィアット508バリッラ『スパイダー』のイメージのボディを載せたもので、1967~70年に作られました。
※ノディって、このクルマよりもっと古い作品ですよ。
ガミーヌがモデルになったということはあり得ないでしょう。
※ガミーヌが発売されたのは、イーニッド・メアリー・ブライトンが70歳の時です。(翌年ブライトンは亡くなります。)
ガミーヌがメアリーの愛車だったとは、考え難いです。
※そもそも。
戦前のクルマを見慣れていないヒトには同じに見えるでしょうが、ノディのクルマとガミーヌは、デザインが全く違います。
今の感覚だと・・・例えばトヨタで言うと、ヤリスと86ぐらい違います。
・・・貼付のリンクページ(アイコニック・オークショニアというオークションのカタログページですね)の説明を読むと。
このクルマは計4人のオーナーを渡り歩き、『Enid Blyton's company』が登録・所有していたとのこと。
恐らくですが・・・ブライトンの著作品管理会社(ノディはグッズ販売が盛んな作品でした)が所有し、ノディのイベント等で展示していたんでしょう。
現在のオーナーは、『Enid Blyton's company』の資産を購入した会社から購入したとなっており、『Enid Blyton's company』はもう解散した様です。
尚、ナンバープレートが『NOD513』だそうで、このクルマを購入したヒトはナンバープレートも引き継ぐことになる様です。
っというわけで。
このガミーヌがノディのモデルとか、ブライトンの愛車ということは無いでしょう。
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