新型シエンタ Sientaは最小回転半径が5.0mと、トヨタ製の車で一番小回りが
新型シエンタ Sientaは最小回転半径が5.0mと、トヨタ YOYOTA製の車で一番小回りが利くような状況になっていますが、同じ車幅で、同じGA-Bプラットフォームのヤリス YARiSとアクア AQUAは、なぜ小回りが利かないのでしょうか。
15インチのタイヤで比較すると、最小回転半径から逆算した外側のタイヤの切角は、シエンタ Sientaが33度以上切れているのに対して、ヤリス YARiS・アクア AQUAは30度しか切れてません。
シエンタ Sientaの開発者インタビューなどを読むと、タイヤサイズがワンサイズだから小回り利くようにできた、という主旨のコメントをされているようなのですが、
例えば16インチタイヤに合わせているから、14インチのわりに小回りが利かない、なら分かるのですが、
ヤリス YARiS・アクア AQUAは、タイヤサイズ毎に切角を変えているので、ワンサイズなら小回りが利くというのが意味が分からないのです。
しかも、例えばアクア AQUAの場合、16インチで29度、15インチで30度、14インチで32度になっていて、どのタイヤサイズもシエンタ Sientaより切角が小さいです。
15インチで33度切れるスペースが作れるなら、他のサイズで上記以上の切角を確保するのも難しく無いように思えます。
私、今まだ二代目ヴィッツ(最小回転半径4.4m)に乗っていて非常に便利なので、昨今新車の小回りが利かない風潮に困っていて、ヤリス YARiS・アクア AQUAの改良とかでもう少し切角増やしてくれれば買い替えたいのですが、
シエンタ Sientaでできるなら、ヤリス YARiS・アクア AQUAでも改良される可能性あるでしょうか。 質問者さんが読んだと思われる記事を見つけたのですが、確かにタイヤサイズをワンサイズに統一したことで切れ角に余裕が生まれたからと記述がありますね。
つまり、タイヤサイズを統一することで省けるスペースがあると推測できますね。
そこで思い浮かぶのがハンドリングラックの長さです。
ハンドリングラックはハンドルの回転運動を直線運動に変更する直線型のギヤで、ハンドルを回転させることでラック自体が左右に動き、それによってタイヤを左右に振っています。
複数のタイヤサイズの設定がある車種の場合、それぞれのサイズごとの切れ角はこのラックにストッパーを取り付け、その位置を変えることで調整していると聞いたことがあります。
ユーザーのタイヤの選択ごとに異なる長さのラックを用意することは製造上無駄になることから小径ホイールをつけた際の大きな切れ角用に長めのラックが用意されており、その上でストッパーを噛ませていると考えられます。
そうすると標準サイズやより大径のホイールをつけたときにラックの長さのうち使えないエリアが発生しますよね。
シエンタの場合ホイールサイズを15インチに統一することで14インチ用の長さではなくより短い専用ラックを搭載したのではないでしょうか。
ラックは左右に動く部品ですから横幅を取りますしタイヤの動きにも制約をかけます。
逆にアクアやヤリスでは14インチの設定があるため15インチや16インチのホイールを設定した時にラックの動きと干渉してしまい切れ角を大きくできなかったのではないかと想像しております。 昨今のクルマは とにかくフロントヘビーで エンジンルーム内もパンパン
エンジンルーム内のフレーム間も 事故での安全マージンのため
昔のクルマに比べ ものすごく広く取っている
図で解説すると こうなる
したがってフレーム間が広がれば 当然ハンドルでの舵角も大きくなってしまう
サイズは5ナンバー枠のクルマなのに 切れ角が全然取れないのは そういう構造になってしまっているから 同じ車幅で、同じGA-Bプラットフォームのヤリスとアクアは、なぜ小回りが利かないのでしょうか。
14インチ・ベースモデル
最小回転半径 4.9m
https://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/AQUA/10146634/
最小回転半径 4.8m
https://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/YARIS/10144260/
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