よく車に標準で搭載されてる手動のパンタグラフジャッキはあぶない
よく車に標準で搭載されてる手動のパンタグラフジャッキはあぶないといわれますが、油圧式のシザーズジャッキは見てる限り危ないといわれない理由がわかりません。
上げる仕組みが違うだけで、構造は同じなら危なさは変わらないと思うのですが。。。。
なぜなんでしょう。 一つは、油圧シザーズ(パンタグラフ)ジャッキをザザッと観察すると、どれも高額じゃないですか。
車載のネジジャッキは結構ちゃっちいのは知っていますから、構造は同じでも作りに大きなの差はありそうです。
耐荷重値は一緒でも、ブレた場合の許容レベルに違いはありそうな見た目です。
2つ目は、力点と言えば良いのでしょうか。
油圧は本体地面側の油圧機構部分に作業者は力を入れます。
ネジジャッキはひし形の中間に力を加えます。
油圧ジャッキはフロアジャッキしか使ったことがないので正しくは不明ですが、油圧シザーズは作業しても比較的に安定して作動するように思いますが、ネジジャッキは、雑に扱うと暴れてしまうことは経験しています。
上げている最中もそうですが、何かの時に操作ハンドルに体が当たったりした時のブレ/不安定さは、中間に力点のあるネジ式の方が影響を強く受けそうです。
最後に、ここが「危ないと言われている理由」の一番だと思いますが、使われている件数の違いかと思います。
ネジジャッキは車載の一般だけあって、緊急的とか慣れていない人が扱うことが多く、例えば輪止めをしないとかジャッキポイントを間違えるとか平らなところで作業しない使い方を間違える可能性も高いとは思います。
けど、例えば1%の事故率なら、どちらにもそれなりのデータはできるのでそれなりの「危険」という声は出てくると思います。
でも、1万件に1個の事故だと、使用回数1000回ではデータは取れません。
油圧よりネジジャッキが10倍流通してたら、それでもまだ1/10の危険件数は表れますが、恐らくその流通数の差はもっと大きいと思います。
だから、構造的な危険性の違いはわずかにあるか大きくあるかというより、流通数からくる事故件数の差で「危ないと言われる」ような印象があるのかと思います。 パンタグラフジャッキはひし形の頂点が一点で支えているようなもの。
ぐれやすい。
シザースジャッキは低面積が大きい故安定すると思われます。
ひし形下部の支点の幅が広いから一点支持にならない。 概ね危険度は変わらないですね。
手動か油圧かだけの違いであって形状は同じですからね。
油圧パンタは危ないと言われない、、、んですかね?
私の周りの車好きが言うには「(危険度は)何も変わらない」って
言ってますよ。
油圧式が(手動式に比べて)危ないと言われない、、、
そんなこと言う人ほとんど居ないと思いますけど、
推測で言うとすれば「機械っぽい」からなんじゃないですかね?
油圧が掛かっているから「(比べたら)より安全」とか。
形状の話ではないですが油圧の方がどちらかと言うと危険
だと思います。油圧が抜けると下がってきますからね。
手動はグリグリ回すから昇降下出来るわけでほおっておいても
上下することはありませんしね。
形状的にはどちらも同じですから特に車体の前後の揺れに
関してはどちらも危険ですね。 接地部分の面積が少し違う程度だと思いますよ。
油圧ジャッキだとフロアジャックやポットジャッキになるので、油圧のシザースを使う人は少ないですから口出しが少ないんでしょう。
私も好んで使おうとは思いませんから。
どれを使おうが、間違った方法で使えば危険ですよ。 機械設計エンジニアです。
油圧シリンダー全般に言えることですが、パッキンの劣化で油が漏れればピストンが落下します。ゆえに産業機械では油圧シリンダーを禁止し、ネジ式の電動シリンダーを指定している企業もあります。
油圧パンタグラフジャッキも同じです。油が抜ければ落下しますので絶対安全とは言えません。
ギア比の大きい、ネジの摩擦を利用したパンタジャッキも安定した場所で最大荷重以内で使えば問題はありません。
むしろ機械的にロックされるので油抜けで一気に落下、という危惧がありません。 車の付属品でキャシャに見えるからイメージだけで危険と思うんでしょう。
パンタジャッキだって正しく使えば危なくは無いですよ。
油圧式パンタジャッキだって正しく使わなければ危ない。
整備工場で使ってるガレージジャッキや2柱リフトだって間違った使い方をすれば危険です。
そもそも1t以上ある車を持ち上げるのですから、何を使っても安全なものはありませんよ。
危険なものを扱っているという意識が事故を防止するんです。
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