40キロ制限の道路を40キロ未満で走ってる車は教習車かじっちゃんの軽トラ
40キロ制限の道路を40キロ未満で走ってる車は教習車かじっちゃんの軽トラくらいしかいません。ほとんどの車は50~60キロで走ってます。
運転者は全員「40キロ制限」を理解してるのに、どうして当たり前に速度超過してるの? 言ってしまえば、自分本位だからじゃないかと。
これを理解するために、まず速度遵守と速度超過のメリットを整理してみましょう。
速度遵守のメリットは
①渋滞が減る
②歩行者が横断しやすい
③対向車が右折しやすい
④脇道からの合流がしやすい
⑤事故が減る
⑥検挙されない
で、速度超過のメリットは
⑦自分が目的地に早く着ける
です。
次に、これらのメリットを享受するのが誰かを考えてみます。
すると、まず①~④は周りにとってのメリットであり、自分には関係ありません。⑤⑥は自分も恩恵を受けますが、普段はあまり実感できません。つまり、速度遵守は自分にはメリットが無い(又は感じにくい)のです。
一方で度超過時のメリットである⑦は、自分が受けられる恩恵です。
交通全体にとっては良いことだけど自分は損する速度遵守
交通全体にとっては悪いことだけど自分は得する速度超過
後者を選ぶ人が多いのは仕方ないことだと思います。だからこそ、取り締まりによって強制的に守らせようとするわけです。 バカだからです。
たいていの人が速度計を見ずに追従してるだけ。
安全確認も前車任せ。
信号の色以外は何も見てないのが現実。 安全を守ってるからです。 生き急いでるから。
生い先短い先輩方々は特に急ぐ必要がありません。
(。-∀-) よくある一般的な回答は「流れ」の理論ですね。
まあ、ここでは別の観点で物事を見たいと思います。
運転免許の保有率は、30代〜50代は取得率90%です。
そして大学進学率(50~60%)+偏差値50以上の大学出身者がおおよそ全体の25~30%。
つまり、”世間的にまともとされる人”の感覚から大きくズレているのが交通マナーです。
端的に言えば、アホウの声と行動が派手という回答になります。
ここで「流れ」の理論を振り返ってみたいと思います。
渋滞のメカニズムを知っていますでしょうか?
キツイブレーキなど"速度変化の波及効果"が波のように伝わってしまい、信号等のチョークポイントで更に渋滞が生まれます。
つまり、十分な車間距離を空け、一定速度を維持する運転が全体の交通マナーとしては理想なのです。
安全面も加味すると、全車両が制限速度付近で運転していれば、おおよそ最大多数の最大幸福が実現されます。
しかし、運転免許はカネを積めば誰でも取れるもの。
このような理論や全体観、メカニズムを理解している教養のある人間は上位25%程度が関の山です。(=アホウの声と行動は派手)
なので追突されにくく、後続との車間距離を空けるため、自衛目的である程度スピードを出す必要がある、というのが「流れ」の理論と言えるでしょう。
ちなみに、20km/h超過をするのはアホウです。
警察の速度超過の取り締まり件数の内訳を見ると、15km/h以上の速度超過は15km/h未満の速度超過の200~300倍近くあります。
せいぜい、10~13km/h程度の超過に済ましておくというのが”賢い人”でしょう。 夜間や郊外の田園地域などで40km/hの制限速度で走っていると後続車両がスラリと並んで、後続車は車間を詰めたり、左右に揺れたり、大型トラックは減速のたびにプシュー!プシュー!とエアブレーキの音を立ててきます。
あおり運転事件があったので昔ほど露骨に煽る車は少なくなりましたが、今でも少なくありません。
速度超過はそのような事情もあると思います。
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