歩行者用道路と歩行者専用道路は何が違うんですか？わかりやすい画像など
歩行者用道路と歩行者専用道路は何が違うんですか？わかりやすい画像などはありますか？ 歩行者用道路と歩行者専用道路は定義している法律が違います。
まず、「歩行者専用の道路」（ここでは “の” を入れた）を「歩行者専用」標識を設置して車両の通行を禁止した道路とここで定義します。
《この歩行者専用の道路には、「道路法による歩行者専用道路」と「道路交通法8条1項により公安委員会が車両の通行を禁止する交通規制を行った道路」があります。》
《歩行者専用道路は、道路法により道路管理者がもっぱら歩行者のために供用する道路で、車両の通行はできません。河川の土手や公園のような道路などで、時間や車両の限定は少ないですが「〇〇関係車両除く」などと指定されていることがあります。》
《道路交通法8条1項により公安委員会が車両の通行を禁止する交通規制を行った道路は、車両の通行はできません。時間規制がある場合が多く、「軽車両を除く」か「自転車を除く」とする場合が多い、街なかで見かけることの多い交通規制です。》
歩行者用道路は、道路交通法に規定されている交通の特例であり、「歩行者専用の道路」は、《上記のどちらであっても》歩行者用道路となります。
補助標識で規制から除外され、もしくは特別に指定または許可を受けて通行できる車両は、特に歩行者に注意して徐行しなければなりません。
一方、歩行者は、右側に寄って通行する義務やみだりに横断してはいけない義務などが免除されます。
標識が「歩行者専用」「自転車除く」であれば歩行者専用の道路ですから、歩行者用道路として、自転車は徐行しなければなりません。
標識が「自転車・歩行者専用」であれば、歩行者用道路にならず、自転車は徐行する必要なく、歩行者は、原則通り右側に寄って通行しなければなりません。
大変わかりにくいですがこのようになっています。 何が違うというか、「歩行者用道路」という用語はありません。
もし「歩道」と「歩行者専用道路」の違いを聞いてるのであれば
歩道：車道に隣接してて、車道と柵等で物理的に仕切られた空間
歩行者専用道路：道路の全部が歩行者の通行のために使える道路
になります。要は「道路全部が歩行者用」なのが歩行者専用道路で、「車道とセット」なのが歩道ですね。 用と専用の意味は同じです。
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