カーワックスについてです。ワックスはシュアラスターの固形を1ヶ月に1
カーワックスについてです。ワックスはシュアラスターの固形を1ヶ月に1回しています。洗車は週に1.2回してるのですが、週1回はシュアラスターの吹きかけのワックスを固形ワックスの長持ちのためにしてるのですが、問題ないですか? 問題はありませんが、吹きかけのワックス(スプレー式簡易ワックス)を吹きかけてボディを磨く際には固形ワックスを溶かしながら塗布していることになるので、固形ワックスの効果を落としていると言わざるを得ない結果になっています。
ワックスは油性。固形ワックスは「蝋」に含まれる油分を利用して撥水効果を得ています。水と油が混ざらないという性質を利用したものですが、ワックスは揮発性の物質を利用して水と油を混ざりやすくしたものを配合しているため水で希釈でき、乾燥後は残った油分で撥水効果を得ているんです。
水と油は混ざらないためワックスは雨が降っても撥水効果は残る。ただし表面は水と共に流れ落ちるので、ワックスは耐久性に劣ります。
ただし油分は油分で溶かすことができる。ワックスが重ね塗りでも効果が上がらないのはこのためです。
固形ワックスを施工した上からスプレー式簡易ワックスを施工すると、スプレー式簡易ワックスの油分で定着した固形ワックスの成分を溶かしてしまう。完全に除去されるわけではありませんが、溶けた固形ワックスの成分はスプレー式簡易ワックスを施工する際に使用するウェス等にしみ込むので、固形ワックスの効果は落ち、スプレー式簡易ワックスの効果だけが残るようになるんです。
固形ワックスは撥水効果だけでなく、「油分は油分を溶かす」という性質から水垢落としの効果も高い。そのため「車をきれいにする」という効果目的であれば非常に有効です。
撥水効果を持続するためにスプレー式簡易ワックスを使用されるもの手軽さから考えれば有効ですので、固形ワックスの撥水効果は施工時のみので、その後の撥水効果はスプレー式簡易ワックスで得る、という考えであれば問題は無いと思います。
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