whi129887136 公開 2024-12-13 14:57:00

現代のガソリン車の元祖はなんという自動車でしょうか? - 内燃機関

現代のガソリン車の元祖はなんという自動車でしょうか?

cab1243019356 公開 2024-12-13 17:21:00

内燃機関の発明は、1859年、フランスのジャン=ジョゼフ・エティエンヌ・ルノアールによります。
ガソリン自動車の発明は、1870年、ジークフリート・マルクスによります。
今日の『4ストローク・1サイクル』ガソリン機関の発明は、1876年、ニコラウス・オットーによります。
カール・ベンツやゴットリープ・ダイムラーが、ガソリンエンジンやガソリン自動車を発明したというのは、現代では人類史上最大のデマとされていますが、日本人は何故か(評論家と称する連中含め)未だに『自動車を発明したのはベンツ』と信じ切っています。
※ガソリン自動車の発明がオーストリア人のジークフリート・マルクスなのは間違いありません。
戦前のドイツでは、百科事典の自動車の項目に発明者としてマルクスの名が書かれ、ウィーン工科大学の前にはマルクスの記念碑もありました。
また米国のSAE(自動車工学の学会の発祥)も正式に、マルクスを『ガソリン自動車の発明者』と認定しています。
※1870年に発明されたガソリン自動車は、後の20年間、世界中で同時多発的に試作・販売されました。
カール・ベンツやゴットリープ・ダイムラーは、その時代の『その他大勢の自動車技術者』の一人に過ぎません。
※がしかし。
マルクスは、非常に残念ながらユダヤ系オーストリア人でした。
ドイツ政権を奪取した国民社会主義ドイツ労働者党(=いわゆる『ナチス』)は、早速ユダヤ人の社会的影響を徹底的に抹消する行動に出ました。
マルクスの論文や報道記事などは全て焚書となり、ウィーン工科大の記念碑は破壊され、百科事典の記述は全て消され、当時ドイツ人でクルマを作っていた『適当な人物の名前』に書き換えられました。
それがカール・ベンツであり、ゴットリープ・ダイムラーでした。
ナチスが政権を奪取した頃、ダイムラー社(と、ちょうどその頃ダイムラーと合併したベンツ社)はドイツ最大の自動車メーカーだったので、ベンツやダイムラーの名前を出すのは、ヒトラー言うところの『優秀なアーリア人』のプロパガンダにちょうどよかった、ということもあったんでしょう。
※欧州では、ヒトが作った『文明遺産』の研究が、学問の一分野として確立しています。(紀元前の建造物を、考古学でなく建築工学の分野から研究したり、『錬金術』の化学的検証などが有名です。)
第二次大戦後、自動車技術史に関する研究が進み、遂にナチスが消し去ったはずのマルクスの名が『発掘』されました。
それが学会レベルでオーソライズされたのは、ここ20~30年ぐらいのことです。
結構新しい『研究成果』というわけで、クルマはスキでも学問として勉強する気が無い日本のカー・マニアは、知らなくても仕方が無いと言えますが・・・『クルマはベンツが発明』と唱えるのは、第二次大戦の『狂気』が未だに日本にはびこっているということであり、ちょっと悲しくなりますね・・・。

hit12946670 公開 2024-12-13 15:06:00

最初期までさかのぼるなら「キュニョーの砲車」になりますかね。
蒸気エンジンの自動車です。
ただ、「何とか動いた」レベルで、実用には程遠かったらしい。
現在の自動車に近づいたものであれば「カール・ベンツの3輪自動車」、ほぼ同時期の「ゴットリープ・ダイムラーの4輪自動車」ですかね。
この2人が後の「ダイムラーベンツ」となります。

a00116970735 公開 2024-12-13 15:06:00

ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン
ですかね。
あの有名なメルセデス・ベンツの車ですよ
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