2000年代には流行ったオデッセイ ODYSSEY的な車が2010年代に死滅した理
2000年代には流行ったオデッセイ ODYSSEY的な車が2010年代に死滅した理由を教えてください。 トヨタからノアやアルファードのようなスライドドアミニバンが登場したからですね。トヨタにどのメーカーも負けたって感じでしょうか。オデッセイが登場したのは1994年です。アコードのプラットフォームを使って3列シートのミニバンが登場し、大ブレークしました。その時までの多人数乗用車は、ハイエースなどの商用車バンだったんですよね。レガシィがワゴンを変えたように、オデッセイがミニバンを変えました。乗用車のように運転できるバンというのは、画期的でした。
その後、ホンダは勢いを増し、1996年に片側スライドドアのステップワゴンを、2000年にはオデッセイよりコンパクトなストリームを登場させてブレークします。しかし、それを黙ってみているトヨタではありませんでした。
2001年にステップワゴンの対向車ノアを登場させます。そして2003年にはストリームと全く同じサイズのウィッシュを登場させます。さらに言えば、その1年前に、日産エルグランドに対抗させる形で、アルファードを登場させます。それまでのグランビアに比べて鉄仮面のような強面で、さらにFFレイアウトで室内が広いアルファードは、高級ミニバンとして認知されるようになりました。
つまり、ホンダが作ったミニバン市場を、トヨタが乗っ取ったのです。トヨタの商品力とサービス力で勝負されたら勝てるメーカーはありません。オデッセイは、ヒンジドアにしたりスライドドアにしたり迷いが生じている中、トヨタはスライドドアながら、運転手にも満足感を与える車造りで、他のミニバンを駆逐してしまったのです。
よって、厳密に言えば、2000年代に入ってトヨタ勢が優勢になり、2010年代になる頃にはトヨタの圧勝となっていたのです。もちろん、ここには、トヨタのハイブリッドの商品力が大きな影響を及ぼしたことも忘れては行けないでしょうね。
既にこの頃には、軽自動車もスライドドアが人気となっており、その後はシエンタのようなコンパクトスライドドアミニバンが人気となるなど、現在に至るまで便利に活用できるスライドドアミニバンが商品力を高め、オデッセイのような乗用車ライクなミニバンはすっかり影が薄くなってしまっています。 ブームが去っただけです。
それだけだよ。
車なんて、絶対的に必要な要素なんて、そんなには無いよ。
趣味的な要素はあるだろうけどね。今のSUVブームだって、それが絶対に必要な人なんて?10%いるのかどうか?
で、ブームが去っただけの話でしょ? 時代は、スライドドア付きミニバンとSUVが主流となっていったため。
まあ、それにあわせてオデッセイもスライドドアへと変化してきましたが。 簡単にいえば
一生懸命、ホンダは乗用車ライクなミニバンを作り、ミニバンが便利なことを知らしめた
しかしミニバンが便利なことを知ったユーザーは次に、少しでも立派でオラオラ系を求めるようになった
低重心で走行性能を高めたホンダより、背の高い、立派に見えるオラオラ、キンキラ系のトヨタのほうがユーザーは求めた
ステップワゴンとノアも同じ構図
俺はトヨタのミニバン、大嫌いだけどね 先ず、なぜオディッセイ的な車が売れた理由を知る事が先でしょう。
当時のオディッセイがヒットした時代のミニバンは商用車バンをベースに開発されたものがほとんどだったのですが、ホンダは商用車のハイトバンの製造ラインを持って無かったので、苦肉の策で、セダン系のアコードのボディを用いての製造ラインで乗用車感覚のミニバンを作って売れた訳です。
まあ、見た目がワゴンより大きいから、サイズ感で大ヒットしました。
でも、ミニバンのトレンドが乗用車的なハイトワゴンから、見た目の威圧感が更にある背の高いワンボックス型にシフトしていきました。
良い例が日産の初代エルグランドがヒットした様に、所用車ベースじゃ無く、本格的に1BOXを開発して見た目の威圧感、車両サイズの大きさから日本市場で高級ミニバンの元祖となった訳ですが、かたやのオディッセイは乗用車ベースなので背が高いワンボックスは作れず、見た目の威圧感も無い訳です。
後で、ホンダはこの市場向けにエリオンを出すけど既に遅しでした。
結局、オディッセイは死滅した訳です。 時代が求めるものがはSUVやスーパーハイト系ワゴンへと移り変わった。
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