車のバッテリー3年ぐらい使っています。バッテリーが上がったので
車のバッテリー3年ぐらい使っています。バッテリーが上がったので電圧を測りました。12.8ボルトありましてバッテリーの数値は低くありません。どういうことなんでしょうか?教えていただけますか? バッテリーの劣化はテスターで電圧を測っただけではわかりません。
最近主流の手に収まるCCAバッテリーテスターで良好と判断した場合でも、
実際にテスト使用とするバッテリーを使ってバッテリーに負荷を掛けて実際に使用してみないとわかりません。
何もしない状態で、実際にスターターモーターをクランキングした場合、100~150A程度の電流が流れます。(バッテリーに12V150A程度の起電力を発生させます。
セルを1~5秒クランキングした場合、12,8V位あったバッテリー電圧は当然電圧降下をし、9,6V位まで電圧降下し、クランキングを止めると、元の12、8V近くに戻ろうとします、これには時間が掛かり、すぐ回復するものやしないものもあります。
電圧があっても、実際にクランキングした場合、バッテリー電圧が9,6Vを下回る電圧のバッテリーでは使い物になりません。
バッテリー電圧だけの計測、CCAバッテリーテスターだけの計測などでは正確にバッテリー診断できません。
正確に診断するには、一度完全にバッテリーを満充電まで充電し、一晩使わないで放置し、バッテリーを安定させそれからきちんとした方法で計測し、得たデーターを判断してバッテリーの良否を判断します。
古くなったバッテリーは、電圧が12,8Vあってもバッテリーの内部抵抗が増えて行き電流が流れにくくなっていきます。
自動車用鉛バッテリーは、満充電が基本です。
少しでもバッテリーが上がった状態で放置すると、マイナス側の電極板にサルフェーションといって電気を通さない硫酸鉛というぶしつが表面に生成され、充電しても戻らない状態になります。
その様になった電極板は、有効に使える電極板の面積を奪っていき、電極板の有効面積が小さくなってしまうので、バッテリーとしての性能が小さくなってしまい、最後はバッテリーとして使えなくなります。
バッテリーは、充電、放電を繰り返すことでもバッテリーの性能が悪くなっていきます。
充放電はバッテリーを劣化させます。 その電圧値は無負荷ですよね。
ほぼ意味のない数値です。
例えば1.5vの単三電池を10本直列にすると15vですが、それでセルは回ると思いますか。 スターター回しながら測ってみ~ バッテリーの電圧をサーキットテスター(電工テスター)で測ってもバッテリーの良否は計測出来ません。
CCAテスターなんて機器をわざわざ用意する必要も有りません。
バッテリーの良否は、
自動車用バッテリー(自動車用鉛蓄電池)用テスターでバッテリー負荷をかけて、更には、希硫酸比重計を用いて計測して下さい・
自動車用バッテリー(自動車用鉛蓄電池)卸販売関係者 バッテリー上がり(セルモーター回せない)は負荷がかかった時の電圧と電流が問題になります。無負荷で12.8Vでもセル回す時(50A以上流れる)10V以下かもしれません。 >…バッテリーが上がったので電圧を測りました。…
上がった後に、充電もせず(ジャンプスタートなどもせず)に、すぐに計ったのが、12.8vあったと言う意味ですか?
使ってるバッテリーは、スタンダードの鉛バッテリーですかね?
そうなら、本当に、バッテリーが上がったのなら、少なくても、内部抵抗値が、10mΩよりも高くなってる筈です。
放電時に、サルフェーション(絶縁物質)が結晶化します。
これを、長時間放置すると、硬化します(1度上げただけで、硬化したサルフェーションが肥大化)。
定期的に充電をすると、硬化する前に溶解して、電解液に溶けるので、普段、ある一定距離=一定時間使ってる車の場合、硬化しにくいってことになります。
で、硬化すると、電極に、硬化した絶縁物質が付着してる状態なので、本来の性能を発揮できなくなります。
バッテリーの劣化の約80%が、サルフェーション=内部抵抗と言われてます。
なので、例えば、充電をすれば、12.5v以上の電圧は出ますが、内部抵抗値が、20mΩ以上も出てれば、CCA値も相当下がってたりと、簡単に言えば、安定して、12.5v以上を保てない、充電容量が下がる状態になります。
放電時に、結晶化して、長時間の放置で、硬化するので、上げてしまうと、すべて揃う状態なので、硬化だらけで、電極に、砂鉄が纏わりついたようなイメージで、サルフェーションが固まってる状態になります。
パルス充電器でのパルス充電により、ある程度、硬化したサルフェーションを溶解することが可能だったり、デサルフェーターで、サルフェーションを溶解することが可能ですが、1度、上げてしまったバッテリーを、どこまで回復できるかは、判らないです。
ちなみに、俺は、デサルフェーターを所持してて、通常の充電器も所持してます。
季節の変わり目に、通常充電で、満充電にしてますが、3年経過の状態で、内部抵抗値は、6.55mΩでした。
デサルフェーターをバッテリーに装着して、延べにして約20時間程度の放置をした後に、車を1時間程度走行させて、再度計ったら、5.56mΩまで下がってました。
それから、3ヶ月、2日に1回ペースの車の使用で、満充電も、デサルフェーターも使わない状態で経過してから、アナライザーで計ると、内部抵抗値は、6.12mΩまで上がってました。
一般的な目安として、10mΩまでが、正常で、20mΩ以上が、異常と言われてます。
つまり、10mΩ~20mΩの範囲なら、上がりやすい=満充電しても、容量が足りない可能性って話です。
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