車のブレーキについて前後ともディスクブレーキになっている理由に
車のブレーキについて前後ともディスクブレーキになっている理由について質問です。自動車と言うのは基本的に前輪はディスクブレーキで後輪はドラムブレーキですが、セレナは前輪後輪ともディスクブレーキを使用しているものもあります。
それは一体何故なのでしょうか?
安全性を求めての設計なのでしょうか?ディスクブレーキのほうがデザインがいいからですか? それぞれの主なメリットとデメリットを挙げます
ディスクブレーキ
メリット:放熱性が高く連続して使用できる
デメリット:制動のために強い力を必要とする(だからエンジンの負圧を利用している)
ドラムブレーキ
メリット:外部の力無しでも制動力が高い(パーキングブレーキに適している)
デメリット:放熱性が悪く連続して強いブレーキをかけられない
ブレーキは前輪の仕事量7割、後輪の仕事量3割といわれています。
このことを念頭に、
4輪ディスクブレーキの車は強い制動力を連続して使えることを目的としています。
そのため重い車、高速度で走る車は4輪ディスクを採用することが多いです。
パーキングブレーキはリヤブレーキの中にドラムブレーキの形で組み込んであることが多いです。
後輪ドラムの車は車重の軽い車、想定速度が低い車、コストを抑えないといけない車に採用されることが多いです。 AT車が多く、積極的にエンジンブレーキを使うドライバーが少ないことが影響しています。
ドラムブレーキは低コストな上、自己倍力効果が有り強い制動力を得る事ができる反面、放熱性は悪く連続使用でベーパーロックを起こしていまうデメリットが有ります。
ディスクブレーキは放熱性は高いけど強力な倍力装置が必要です。
峠道など長い下り坂で上手くエンジンブレーキを使う運転方法ならフットブレーキの負担は少なくて済むのでドラムで構いませんがフットブレーキを多用する運転方法ではディスクが安全です。
一般的にフロントにディスクブレーキが使われるのは制動時に負担が大きく発熱量が多いからです。
トラック等でドラムブレーキが主流なのは強力な補助ブレーキが有り、長い下り坂でフットブレーキに掛かる負担を少なくする事が出来て、重たい車体を止める際には制動力が強いからです。 リヤがドラムブレーキだとリヤハブにはスピードセンサーを仕込みにくいのです。
リヤもディスクにするようになったら、逆にフロントと共通化して、コストダウンになるのです。
昔はABSとかついてなかったから、リヤはドラムブレーキがコストダウンになったのです。その頃は4輪ともドラムブレーキの車もあって、そういうのを流用できたから、コストダウンになったのです。 よくわからないけど上級グレードとエントリーモデルの差とか、ガソリン車とディーゼル車の違いとかじゃないでしょうか?
見かけでそうはしないと思います。 ディスクブレーキの方が一般的にドラムブレーキよりも制動力が高いです。
車重が重かったりすると制動力の関係でディスクブレーキが選択されます。
後ろがドラムブレーキの車種もフロントにはエンジンも乗っていますしブレーキを掛けたとき荷重は前にかかりますから後ろはドラムで十分なんです。
安全性を求めての設計という認識で大丈夫ですよ
乗用車の場合、大きくて重たい車は後ろもディスクブレーキだと思います。
観察してみてください。 「ディスクブレーキの方がドラムブレーキより上位にある。」と言う認識が一般的にあるからじゃないの?
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