2サイクルエンジンに使う燃料を作るとき、ガソリンに4サイクルエンジンのオ
2サイクルエンジンに使う燃料を作るとき、ガソリンに4サイクルエンジンのオイルを混ぜて作ったら、どうなりますか?それを使ったら、2サイクルエンジン壊れますか? 4サイクルエンジンのオイルは燃焼を前提としては作られてません。
その為、少量であれば大した問題とはなりませんが継続的に燃やすならば燃焼室内に不完全燃焼な付着物が蓄積してしまい、ピストンリングの固着やノッキングなどなど不具合を生じてしまうかと思います。
オイル性能に問題や不安などある様でしたら銘柄を高水準な広島高潤などなど使うのも良いかも知れませんし、車種によってはオイルポンプの調整をするのも良いですし、ガソリンに一定量な2サイクルオイルを混ぜるのも良いです。
オイルのセッティングを確認するには大枠は排気ガスの煙で見て、面倒ですがシリンダーヘッドを外して燃焼状態を見ると良いでしょう。 >2サイクルエンジン壊れますか?
散布量があわずに焼き付くんじゃない?
あと、エンジン内がベトベトになるんじゃない? 4スト用エンジンオイルは、2スト用オイルの代用にはなりません。
使用不可です。
理由1:ガソリンには溶け難い。
きめ細かな分散状態が得られず、ガソリン内に充分に拡散しない。
この為、焼き付き発生の大きな要因となってしまう。
コンロッドの大小端での焼き付きに至るので、ピストン~シリンダーの焼き付きよりも修理が困難になる。事実上のエンジン全損。
理由2:燃え難い。
燃え難いので白煙もうもうの大気汚染!排気ガスとなる。
残った残渣はカーボンとなり、ピストンリングを固着させる。
これも焼き付きに至る。
点火プラグにもデポジットが堆積する。
一部の2スト車では排気デバイスなどにもカーボンが付着し、固着したものは動作の妨げになる。結果、排気デバイスも壊れる。
大昔から、2ストには普通の潤滑油としてのオイルが使えないので、幾多の試行錯誤が行われ、ヒマシ油などの植物油が使われる様になった歴史があります。
それを考えずに、使えないか?と思うのは自由ですが、何故そうなっているのだろうと考え直す方が、物事の理解を深める近道になります。
緊急避難的に、数km先のバイク屋さんまでなら大丈夫か?という事情でも、それなら押していった方が安全ですと誰もが答えるでしょう。
それくらいのレベルで、使用不可です。
(一部、書き直し。)
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