これから、自動車教習のシステムが変わって、全員一律でオートマで教習を
これから、自動車教習のシステムが変わって、全員一律でオートマで教習を受けて、卒業検定に合格したら、希望者だけミッションの追加教習を受ける感じになると聞きました。つまりそれは今現行でやっている。オートマ限定解除を教習生たちが受けるってことですか?
だとしたら、路上で未使用車の教習車がなくなると言うことですか? はい。そのとおりです。
限定解除相当の教習と検定は、現状の限定解除と同じように場内のみになります。
まだ準中型以上はAT限定が無いので、まだMTの教習車は路上を走りますが、普通車は走らなくなるでしょう。ただ来年には準中型以上もAT限定ができるので、時間の問題ですね... そもそもMT車を「ミッション」と言う事自体が「超」恥ずかしい誤用なんですけどね。
「卒業検定に合格したら、希望者だけミッションの追加教習を受ける感じになると聞きました」
いいえ、制度改正の中身を勘違いした人が、そういう情報を流しているみたいですね。普通自動車の第二段階の教習が現行の19時間から23時間に延ばされ、うち19時間がAT車で路上中心、残り4時間がMT車で場内のみの教習を受ける形になります。おそらくMT車を使う課題は段階の最後にまとめられるでしょう。しかし、卒業検定は変わらず「最後に1回」です。検定ではAT車でやる項目とMT車でやる項目ができるので、検定の途中でAT車とMT車を乗り換えて受けることになります。ちゃんとMT車でも卒業検定をするんですよ。実際には、まず全員がAT車で路上と縦列駐車・方向変換をし、次いでAT限定のない人達だけがMT車で場内項目をする、と言う形になるでしょう。合否発表はその後です。
「今現行でやっている。オートマ限定解除を教習生たちが受けるってことですか?」
いいえ。やることが現行の「AT限定免許取得→限定解除」の流れと似たような形にはなりますが、「ますATで免許を取ってから限定解除コースを取る」訳ではありません。検定は最後に一回だけです。
「路上で未使用車の教習車がなくなると言うことですか?」
未使用車とは?。
路上でMT車に乗る課程はなくなります。また、MT車を使う教習時間数が大きく減るので、各教習所はMT車の保有台数を大きく減らすでしょう。メーカーも教習仕様のMTモデルは作らなくなるでしょうね。
MT車の路上教習がなくなる分、免許は今より取りやすくなり、しかし免許取得後に公道でMT車を運転するハードルは今より高くなるでしょう。 はい、おっしゃる通りです。新しい自動車教習のシステムでは、以下のような流れになると考えられます。
・全ての教習生が最初からオートマ車(AT車)で教習を受ける
・卒業検定に合格すれば、普通自動車運転免許(オートマ車限定)が取得できる
・ミッション車(MT車)の運転を希望する場合は、追加で教習を受ける必要がある
つまり、オートマ車限定解除の教習は、希望者のみが受講することになります。
また、この新しいシステムでは、教習所で使用される教習車はオートマ車のみとなる可能性が高いため、路上で未使用の教習車(ミッション車)を見かけることはほとんどなくなると予想されます。
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