EV車にはトランスミッションが無いのか?モーターの回転だけで
EV車にはトランスミッションが無いのか?モーターの回転だけで制御しているように思うのですが、トランスミッションがあった方が燃費やタイヤの負担が減って良いと感じるのですが違うのでしょうか? 一般的な量産市販車には変速機はありません
ポルシェ タイカンなど一部に例外はあります
タイカンの場合には、変速機を設けることで最高速度は高まっていますが
価格が高価になるなどは当然として
変速機を設けることで車重が重くなり、このため満充電航続距離が短くなっているそうです
ほかのクルマは、メリットデメリットを天秤にかけて変速機を設けないことを選択しているようです
(ポルシェと同じVWグループのアウディなどはこのことを明言しているようです) ガソリン車のトランスミッションアウトプットシャフトのトルクを縦軸、回転数を横軸にしたグラフにすると、1速で回転数低いがトルク高い。2速で回転数少し上がるが、トルクが少し下がる。3速で---というように右下がりの段々のグラフになります。
モーターのアウトプットシャフトで同様のグラフを作ると、上記のガソリンエンジン+トランスミッションのアウトプットのグラフとほぼ近似した なだらかなグラフになります。
つまり、モーターはガソリン車のエンジンとトランスミッションを合わせた機能を持っているので、更にトランスミッションを付ける必用がないのです。 新幹線を含む電車にはトランスミッションなどは採用例がありません。それと同じ事です。
トランスミッションを積めば重量増加、動力伝達効率も下がり、本末転倒なんです。
エンジンは乗り物の動力としては特性が悪いので、トランスミッションで補っているだけです。 >>モーターの回転だけで制御
ファクターが抜けてますね。回転と"電流値"の大小です。
回転はインバータで可能ですが、軸の回転の力の強弱は、電流制限の大小の制御で可能です。電流を強くしたら、しっかり回って、弱くしたらフニャフニャな制御に可能です。
という事は、軸の力加減を変化させるには電流の可変で可能・・・です。
もし、タイヤの減りを完全に制御するとしたら、電流をゆっくり上昇させて、回転周波数を上げていくと、やんわり・ゆっくり制御が可能です。 一部のEVを除き、変速機は使われていません。
変速機を採用すると、速度とモーター回転数を最適化できて、速度によっては電費の改善になりますが、車両価格が高くなる、車両重量が重くなる、動力伝達損失が増える、などの欠点もあります。
現時点では、利点より欠点のほうが多いと判断されていると思います。
トヨタのハイブリッド車やプラグインハイブリッド車には変速機がありますが、それらでEV走行モードにしたとき、変速機構が動作しているかは分かりません。 EV車にはトランスミッションが無いのか?
ありません
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