WRCカーの4WD駆動ロスはないのですか? - WRXSTIヤ
WRCカーの4WD駆動ロスはないのですか?WRX STI ヤリス YARiS ランサーエボリューション
4WDは駆動ロス多いと聞きます
もちろん駆動ロスは多少ありますが(ギヤ・プロペラ・ドライブシャフト等で5%~)、駆動ロスよりも4WDによるトラクションが最優先なので、WRCでトップを争うためには4WD以外の選択肢はありません。
→現在のWRC車両はセンターデフを使用してますが、レギュレーションやワークスの思想でセンターデフを使用しない時代もありました。
ちなみに、三菱がWRCで使用していたランサーエボリューショングループA車両は前後を機械的につなぐ「センターデフ」を持たず、通常走行時は100%FR駆動で前輪側駆動をワンウェイクラッチと電子制御クラッチで結合していたため、伝達ロスやフロントタイヤの縦・横トラクションを最適に使用できる仕組みでした。
→この仕組みは後にリヤスライドを多く誘発するため無駄が多く、グリップ走行主体の現代にはそぐわない形式になりました。
また、トヨタが新型ヤリスGR-FOURで使用する電子制御カップリング方式(センターデフなし、リヤデフ側クラッチで4WD直結)も、もとはトヨタがST205セリカとカローラWRCで採用した4WD機構「ハングオンクラッチ」とも同類といえます。 あるよ。
ただ駆動ロスを遥かに超越するメリットがある。 そりゃありますよ。
でもトラクションが大きいことの方がメリットが大きいので意図的に駆動ロスは無視しています。
駆動ロスといってもパワーを大幅に食われるわけじゃありませんからね。
燃費も気にしてるわけじゃ無いですし。 駆動ロスがない車なんて存在しません。
WRCにおいて2WDではトラクション性能が不足する為に4WDが当たり前になっています。 駆動ロスより、車体の安定コントロール性が優先されます
グリップ走行ではないのです。
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