馬力は?WRCリストリクター外すと何馬力発生するのでしょうか? - インプレッ
馬力は?WRCリストリクター外すと何馬力発生するのでしょうか?インプレッサ ランエボ セリカ ヤリス YARiS
WRCラリーカーのリストリクター外すと何馬力でるのですか?謎で気になります。 スバルWRC活動を委託され車両開発していた「英国プロドライブ」によると、
スバルEJ20の場合、2003年前後WRC仕様の吸気リストリクター付きで「公称320ps」、吸気制限を取っ払ったラリークロス仕様で「600ps前後」と当時語ってました。→逆に言うとEJ20の実質限界は600psとも語ってました。
ランサーエボリューションの4G63(グループAなので改造範囲が狭い)に至っては、WRC仕様の吸気リストリクター付きで約290ps(CE9A)~310ps。吸気リストリクターを取ると600~700psはポンと出てしまう頑丈なエンジンだった(現役三菱自動車のエンジニア)とも語ってます。
→4G63は三菱自工の社内テストで試しに610ps(TD07)まで上げても何も問題なかったと、当時の競技系雑誌にもエンジニアが解説してました。4G63はWRCでもエンジントラブル発生がほとんど無く、ワークスドライバーからはなんでもっと馬力を出さないんだと皮肉られたとも。4G63はダカール・ラリー仕様のパジェロにも搭載され2400ccまで排気量アップされてました。2004年のWRカー仕様になるとエンジン改良が許されるようになり、削りに削りまくって50kg以上軽量化したそうですがそれでも400ps程度は何の問題もない耐久性はあった模様です。
※セリカ(カローラWRC)に搭載された3SGTエンジンも、最後にはシングルスクロールターボに変更され、高回転側の出力を向上させたのでWRC仕様で320ps位は出ていたものと思われます。参考までに、2100ccに排気量アップされた3S-GTの「パイクスピーク仕様」は、セリカ・タコマに搭載され約1000~1200馬力を出してました。
2018年以降のWRカーは2000→1600ccに縮小されましたが吸気リストリクター径がアップされ「約380ps」まで上がってます。が、エンジン自体も特注の削り出しGREエンジンで小型・軽量化もされてますので、必要以上の高馬力を出す設計ではないものと思われます。
無駄なエンジン剛性は重量増を招き、フロント重量が増えるので運動性能に影響が出ますが、吸気制限を取ると500ps以上は出るのではないでしょうか。 インプ 350〜400馬力
ランエボ 400〜450馬力
セリカ 350〜400馬力
ヤリス 380〜430馬力
かと予想します。 400馬力くらいは簡単に出る。
これには理由があって、下の方が言ってるTTEのチョンボリストリクター事件でのFIAの報告書には
「この違反は巧妙かつ悪質で、これを行うことによって80馬力位のエクストラパワーを得ていた」
と記されていた。
セッティング次第ではもっと伸びると思うけど400馬力あたりが一つのライン。リストリクターの関係ない当時のグループAのレースカーも2Lターボ勢はだいたい400馬力台前半が大半。もっとも、アルファロメオ155
GTAやフォードシェラRS500なんて予選ブーストでは500馬力近かったとかwww
ちなみに現行のWRカーは現状で380馬力位までパワーアップしてるけど、リストリクターの径が大きいので外しても+100馬力とまではいかないかもしれない。 外した状態に合わせたセッティングしないと、大して増えない。 100PSくらいは上がるんじゃ無いかと思う、昔トヨタのWRCの
運営チームがリストリクターを回避する装置をつけて異常な速さで
走ってたがバレて罰則を受けたことが有る、吸気管の一部がスライドし
隙間ができリストリクター以外からも吸気できるような装置が
取り付けられていた
https://minkara.carview.co.jp/userid/434176/blog/20448478/
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