時期型のカローラ COROLLAが3ナンバー化。メリットとデメリットは何ですか
時期型のカローラCOROLLAが3ナンバー化。メリットとデメリットは何ですか? カローラ・アクシオは、国内専用車種でした。トヨタは、クラウン、マークX、アリオン、プレミオ、ポルテ、ルーミー、エスクアイア、プロボックスなど、今でも数多くの国内専用車を製造販売しています。日産はキューブと軽自動車、ホンダはステップワゴンとフリード及び軽自動車、マツダやスバルは国内専用車はありません。
カローラは、世界154国で正規販売され、世界16カ国で製造されているグローバルカーです。そして、名前は同じでも、その国に合わせた車を販売していたので、アメリカのカローラと日本のカローラは全く別物でした。カローラアクシオは、ターゲット層が日本の60代から70代でしたが、販売状況が悪く、今回日本専用車でなくなる事になりました。数が出ていない以上、企業の戦略としては仕方ないと思われます。
ということで、メリットは、日本専用に車作りをする必要がなくなった事です。今までは、あえて高齢者向きの車作りをしていました。高齢者は新しいものに拒否反応を示します。その必要がなくなったので、新しい技術やデザインが可能になりました。
また、3ナンバー化する事で、デザインの自由度が増しました。衝突安全基準が高くになるにつれ、5ナンバー枠のサイズだと室内の広さやデザインにも制限がありました。ボディのラインやグリルデザインなど、保守的なデザインにする必要がなくなりました。
デメリットは、未だに5ナンバーサイズにこだわる人がいる事でしょうか。特に都会の下町では古い道や駐車場サイズの所も多く残っています。高齢者は、空間認識も衰えてきますから、これまでずっとカローラを乗り続けてきた高齢者は困ることが予想されます。
ただし、今ではカローラの下の車格であったミニやポロでさえ3ナンバーになっている時代です。特に、軽自動車まで室内の広さを追求する時代ですから、カローラとは言え、ある程度の室内空間やゆとりを求める人たちも存在するということだと思います。実際、自動ブレーキやセンサーが進化し、運転手の運転技量はあまり求められなくなってきました。
個人的には、国内専用車を作り続けられるのはトヨタしかないと思っていただけに、ちょっと残念ではあります。しかし、カローラが消滅するわけでもなく、また将来のEV競争、自動運転競争に立ち向かうグローバル企業としては、致し方ない判断だったのではないかと思います。 メリット・衝突安全性の向上、世界基準による部品共有化で低コスト
デメリット・狭い自宅駐車場や普段使いの生活道路次第では扱い辛い、ドアパンチ被害率の向上 次期型では?
はっきり言って、日本では大衆車が3ナンバー化するメリットは、ユーザーにはほとんどありません。
売る(製造)方の問題です。
製造コストや海外販売の問題ですね。
トヨタと言うメーカーですが、今迄は5ナンバー枠に拘った車造りをして来ました。
それは日本の道路事情、駐車場事情に関係します。
4メートル幅道路が多いので、3ナンバーではすれ違いが難しいからです。
駐車場の幅も2.5メートルが多いものです。
売る側の都合で3ナンバー化する事は、非常に残念でなりません。
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