日産セレナのSハイブリッドは他社ならハイブリッドとは言わないと言
日産セレナのSハイブリッドは他社ならハイブリッドとは言わないと言っていました。他社でSハイブリッドにあたるはなんですか?スズキのエネチャージ?とかもSハイブリッドに当てはまりますか? エネチャージとは違います。最低でも2つの動力源がなきゃハイブリッドとは言いませんからね。 日産セレナのハイブリッドは欧州では良くある方式。だから欧州ではハイブリッドとは言ってないです。
そもそもSハイブリッドは、アイドリングストップ用のモーターを大型化したものと、
駆動専用の蓄電池ではなく、鉛蓄電池が1個追加されただけなので、実質ハイブリッドとはいえない。
スズキのエネチャージはSハイブリッドとは全く違います。
エネチャージはリチウムイオンバッテリーは搭載してるが、電気モーターは搭載されてない。
そもそもハイブリッドの意味合いはガソリンエンジンと蓄電池によるモーターの回転動力を組み合わせた動力源。
駆動専用の蓄電池を搭載され、尚且つ駆動専用の電気モーターを持ち合わせているのは、
トヨタのTHS-2(2モーター)、ホンダのIMA(1モーター)があります。 ブレーキ回生発電が出来て、それをバッテリーに充電して、加速時はエンジンのアシストをする。
言うか言わないかは知りませんが、システム構成上は立派なパラレルハイブリッドですよ。
確かにECOモーターは巨大なオルタネータ-ですし、バッテリーも通常の(と言っても専用ですが)鉛蓄電池に充電してるってだけです。
同様のシステムはトヨタTHS-Mもそうですよ。
エネチャージはただの回生発電ですから違います。ハイブリッドの所以である電動モーターによるエンジン出力のアシストがありませんから。 言葉の意味合いは微妙に変わってきて、元の意味が間違ってるっぽく思われることが往々にしてあります。ミニバンっていう言葉も、小さいバン(貨物車)なのに、アルファードみたいなのも本当はワゴンなのにミニバンって言われますよね?
ハイブリッドは混成というか複数のモノが合わさったことを言います。だから本当は動力源がどうこうって述べる方が誤りかも知れません。90年代にはガソリンとCNGやLPGの両方の燃料で走る車体もハイブリッド(ヒューエルハイブリッド)と呼ばれてましたし、とあるタバコなんかもフィルターつぶせばメンソールってのも立派なハイブリッドですのでそういった名称で売ってます。
Sハイブリッドは割と画期的です。発進時にちょっとだけモーターアシストがあるので狭義のハイブリッドといえばそうです。他社ではありません。エネチャージもエネルギー回収を行うためにリチウムイオンバッテリーを積んでますので、広義のハイブリッドかと言われればそうともいえます。 トヨタ以外はSハイブリッドですね。
ただ、Sハイブリッドは燃費が改善されない、という意味ではないです。
トヨタのハイブリッドは、走っている時、ブレーキ踏んだ時のエネルギーを充電して、
低速で走る時は、その充電した力を利用してモーターだけで走ることができます。
ホンダやそれ以外のハイブリッドは、出だしのアシストをモーターでアシストしてくれるだけで、
スズキは、エアコンなどの動力源はエンジンでおこなうのを、別にバッテリーを設けて、そちらで使うので
エンジンの負荷を減らすという意味でのハイブリッドです。
ですが、日産のフーガに積まれてるハイブリッドはトヨタよりも優秀で、高価ですが、
100キロで走ってもモーターでアシストします。VWなどの外車も日産フーガのように
クラッチを設けて、エンジンとモーターをきちんと切り離せることができるので、
プログラムによってモーターの動力源をどこにでも使えるみたいです。
トヨタもフーガを持ち込んで研究したみたいですが、真似できない技術だそうです。
また、ホンダもアコードあたりから、簡易ハイブリッドではなく、きちんとアシストするハイブリッドを載せるそうです。
また、2016年に、トヨタの持っているハイブリッドの多くの特許が切れるので、
2016年はハイブリッドがどこの会社からも出てくるかもしれません。
ただ、最近の、エンジンの精度をあげたスカイアクティブや日産のノートのエンジンは
重たいモーターを積んだハイブリッドカーよりも低燃費らしく、低コストで手に入りますね。
一番のメリットは、免税になることwです。
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