車のエンジンオイルがありますが鉱物油、部分合成油、全合成油だとどれが一番車
車のエンジンオイルがありますが鉱物油、部分合成油、全合成油だとどれが一番車に良い物でしょうか? 鉱物=エンジンオイル用に自然界のオイルから生成したもの。
化学合成=エンジンオイル用に人工的に成分を調整し天然オイルから精製合成したもの
部分合成=鉱物と化学合成油を混ぜたもの、もしくは化学合成油ほどの高度な精製技術ではないもの。
グループが1~5まであってそれで言うならグループ3が昔は部分合成油だったけど今は3以上は全て全合成油になってる。
グループ3のオイルのメリットはコスパです。デメリットは最高性能は不可能。
サーキット行く人や車が好きな人はグループ4や5のオイルを入れる。当然性能が高い。
ただし性能=寿命ではないので注意。いいオイル使っても持ちは一緒です。
価格で言うと20L10000~20000円以下のオイルはグループ3ベースで高いほどグループ4や5をブレンドしている。
それ以上だとグループ4をベースにグループ5をブレンドしている。
グループ5だけのオイルは基本市販はされない。
理由として耐熱性がないのと水分にめちゃくちゃ弱いから基本的に1回熱入れたら交換しないといけないため。 宗教です。その人が何を信仰し、何に頼ろうとするのか。それで決まります。
工業製品であるエンジンには個体差が存在し、全く同じエンジンと言う物は2つと存在しません。ですからオイルだけ変えた場合の比較と言うのは出来ませんし、あくまでも「理論上は良いよね」と言う域を出ないのです。
なのでエンジンが故障した時に、「オイルが悪い」のか「ハズレ個体だった」のかの区別は付かないのです。 もっともいいオイルは最高の原油から精製した鉱物油。同じ地下資源の石炭なども日本やアジアで採掘したものはすごい黒煙が出るが英国で採掘したものはほとんど煙が見えない。
SL全盛期に英国から来日した者たちは日本の汽車はゴミを燃料にして走ってるのかと言ったとか。だから煙の見えない欧州のSLはきれいな色に塗られていた。鉱物油でも良いものと粗悪なものがある。オイルになってしまえば外観では原料は判らないが。粗悪な鉱物油オイルよりは化学合成ものの方が当たり前に良い。 全合成だからいいとか、鉱物油だからよく無いとか、高いからいいとか、安いから悪いとか、そういうのでは無くて相性です。
そりゃ安ければ悪いですし、高ければいい物ですが、それがその車に合うかどうかは別の話なのです。
メーカー指定が1番!とまでは言いませんが、それを基準に作られているので間違いは無いです。
エンジンがノーマルで、街乗りするならメーカー指定が良いでしょう。 純正オイルがベストです。
高価な全合成が良いと考えがちですが、旧車とは相性が合わないこともあります。
高性能と言われる社外オイルも散々使いましたが、エンジンの回転がスムーズでなくなるなどの症状が出たため、結局は純正に戻しました。 クルマによって一番は違うので、淘汰されずに3つとも残っているとお考え下さい。
1960年代の旧車に全合成油が入るとオイルシールを溶かしてしまい
オイル漏れするようになるケースが多いです。
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