shi111392428 公開 2010-6-20 09:27:00

プリウス PRIUSにディーゼル車は追加されないんですか? - 現時点のプリウス PRIUSのハ

プリウス PRIUSにディーゼル車は追加されないんですか?

YSU105157224 公開 2010-6-20 18:46:00

現時点のプリウスのハイブリッド技術を流用してのディーゼルハイブリッドというのは難しいでしょうね。開発が困難なわけではなく、メリットが少ないのです。
プリウスのハイブリッドは簡単に言うと「アトキンソンサイクルエンジン」をモーターでアシストするシステムです。
アトキンソンサイクルエンジンは燃費優先のエンジンですので単体ではトルクが劣るのですが、それを電気モーターで補うことで必要十分なトルクを確保しつつ省燃費を実現してるんですね(アトキンソンサイクルエンジンについては、別途お調べください。それだけでものすごい説明が長くなります)。
ところが、ディーゼルエンジンはもともとガソリンエンジンよりトルクに優れます。そこに電気モーターでアシストしてもメリットは少ないんですね。つまり、プリウスのシステムを当てはめても「弱点を補う関係」にならないので大きな効果が期待できないんです。
というわけで、現在のところディーゼルに関しては「クリーンディーゼル」という、別の方向からのアプローチが主流になっています(この分野では日本のメーカーは欧州のメーカーに遅れをとっています)。
将来的には質問者様が考えるようなシステムが開発され、そのシステムを搭載したプリウスが登場することもあるかもしれませんが、現在のところ実用的なものにするのは難しいみたいですね。

yuk112643257 公開 2010-6-27 13:30:00

将来の商用車への展開を考えて研究はしていますが、現時点では以下の点でメリットが薄く当面発売はされないでしょう。
1.NOx浄化のために尿素SCRを積まなくてはならず、重量面、コスト面で不利。
2.燃料1リッターあたりの税抜価格では、ガソリンよりもむしろ軽油の方が高価であり、日本での小売価格の差は税金の差でしかない。つまり、ディーゼル乗用車の本質は節税商品であり、社会的意義の乏しい商品である。
3.モータ走行時とエンジン走行時の騒音振動レベルの格差が大きく、静粛性で不利。
NOxはぜんそく、酸性雨、光化学スモッグの元凶で、非常に厄介な有害物質です。一時は非関税障壁だ何だと横槍を入れてくる欧州メーカーもありましたが、結局はEUでも2015年から日本同様の厳しいNOx規制が施行されることになりました。
要は、EUの規制がメーカーの圧力によってねじ曲げられ、先進国として立ち遅れているのです。NOx垂れ流しの欧州車など絶対に見習うべきではありません。
本当に日本でディーゼル乗用車を売りたければ、ベンツのように尿素SCRを積んだモデルを投入すればいいのです。VWも米国向けゴルフにはそのような仕様を設定していますが、車両価格が2割程度上がってしまうため日本への投入をためらっています。まだまだ本気じゃないってことです。

ubc103813767 公開 2010-6-27 12:46:00

プリウスのガソリンエンジンををディーゼルにすれば鬼に金棒なんでも来いてなもんで最強ですね。全世界を制圧できるでしょう。
世界中から敵視されてリコール騒動の嵐になるのが目に見えているのでトヨタとしてはやらないでしょう。

jir103178966 公開 2010-6-23 16:49:00

トラックではディーゼルハイブリッドがラインナップされています。
韓国ヒュンダイからLPGハイブリッドが発売されています。
今は何でもありますよ。

cd612178763 公開 2010-6-23 02:07:00

追加されないでしょうね。
理由はズバリ、コストです。
あと、ディーゼルとハイブリッドを組み合わせても、費用対効果的にガソリン
エンジンにハイブリッドを組み合わせた時ほどの燃費改善効果が無いのも
つらいところ。
いずれにせよディーゼルエンジンはとかくガソリンエンジンよりも複雑なので、
非常にお金がかかります。2000気圧以上の噴射圧力で燃料噴射が
可能な高圧燃料噴射システム。過給機。後処理触媒。複雑怪奇な電子制御系
などなど・・・。
特に、日本ではディーゼル車のイメージがきわめて悪く、出しても売れない上に、
プリウスの価格が50万以上高価になることが確定するとなったら、販売上の
失敗が既に確定です。
プリウスはホンダのハイブリッドをつぶすために、非常に戦略的な低価格化を
実現し、広く普及しましたが売れないことが確定しているのなら、そんな車を
トヨタがわざわざ出すことは無いでしょう・・・。
燃費低減という観点から、その疑問は至極真っ当なのですが・・・。

YSU105157224 公開 2010-6-23 00:16:00

トヨタは欧州ではオーリスやアベンティスの名で、D-CATという優れたディーゼルシステムを搭載した車を販売し、欧州の自動車メーカーと競合してシェアを延ばしているのは世界的には常識ですが日本ではほとんど知られていません。
一方で日本では政府が欧州の自動車メーカーを閉め出す目的でディーゼル車に対しては極めて厳しい対応をしています。自動車メーカーは国策との関係が深い点から見ても、トヨタは忠実に政府の方針に従っていますので今後国内でディーゼル車を販売する可能性はほぼゼロでしょう。スバルもホンダもスズキも三菱も右へならえ、というのが日本でディーゼル車がほとんど普及しない理由です。別に石原慎◎郎のせいではありません。ちなみにポスト新長期と言われる厳しい規制をクリアして国内で売られているディーゼル乗用車は今のところベンツと日産(ルノー)のエクストレイルだけです。とはいえベンツはともかく今後エクストレイルディーゼルの売れ行き次第では、他に追従するメーカーが出てくる可能性もあるでしょう。すでに技術は各メーカーが持っていますので、風向きによっては一気にディーゼルへの流れが加速する可能性があり目を離せません。
今のところディーゼル車の扱いについてはまさに日本の常識=世界の非常識という構図が際立っています。ですのでプリウスのディーゼル化は逆立ちしても実現しないでしょうね。
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