プリウス PRIUSαトランクションコントロールについて - プリウス PRIUSαの購入を
プリウス PRIUSαトランクションコントロールについてプリウス PRIUSαの購入を検討しています。ランクル100からの乗り換えです。雪国に住んでいるのですが、トラクションコントロールが効くと、20センチほどの新雪でもタイヤがスリップを感じると止まってしまい前に進めないというのは本当でしょうか?補足みなさん、ありがとうございます。
ディーラーでの説明ではいまいちわからなくて困っていました。
実際に体験された方のお話を伺えれば幸いです。 プラドには、そういう場合のために、OFFスイッチ付いてますが、αはどうでしょうね。
付いてれば、問題なしです。 【補足について】
プリウスαではなく,プリウス(機構的には同じ)での経験ですが,VSCをOFFできないので,Give upし,結局,トランクに積んであったバスタオルをタイヤ下に何とか埋めて入れて脱出できました。つまりふつうの運転操作ではスタックを脱出できません。もしVSCをOFFできれば,スリップ検出時にエンジン出力を押さえないので,何回か前後に動けば,脱出できます。
その意味で,プリウスは雪道走行には向いていません。どうしても雪道やぬかるみのような低ミュー路(摩擦係数の低い路面)を走行するのであれば,VSCをOFFできる別の車種をお奨めいたします。ディーラの説明が要領を得ないのは,このためです。
===============
●VSCは?
VSCは技術的には,下記の3つを総合した技術で,主としてトヨタグループが使っている技術名称です。一般的な名称は ESC = Electronic Stability Control (日本語では,横滑り防止装置)といいます。
・ABS … 4輪独立のブレーキ制御をおこなうアンチロックブレーキシステム
・TRC … エンジンの過大な出力を制御して駆動輪のすべりを軽減するトラクション制御
・各種センサ(主としてヨーレイト・センサ) … 車両の横方向への移動速度を検出して,車両のスピン状態を把握
●プリウスα でのスタック脱出は?
多くのクルマでは,「ESCスイッチ」がありますが,プリウスαには,このスイッチが用意されていません。このため下記のような方法で脱出してください。
(1) 車両停止(エンジンOFF)
(2) 前輪(駆動輪)の前後の滑る要素を除く(できるばあい)
(3) 前輪の下に毛布やバスタオルなどを敷く(ないとき,石を敷きます。細かい石がたくさんでもOK)
(4) 車両始動し,Dレンジにして少し前進動作。ダメなら,Rレンジにして少し後退動作。
これを繰り返して,脱出します。もしダメならJAFを呼びましょう。
なおアクセルを踏みすぎると,急発進状態になり,車両の前方の壁などに衝突しますので,十分注意してください。
簡単ですが,ご参考になれば幸いです。
ページ:
[1]