mmc11833238 公開 2007-4-22 14:38:00

プリウス PRIUSも10年か - プリウス PRIUSというかハイブリッド自動車も

プリウス PRIUSも10年か
プリウス PRIUSというかハイブリッド自動車も登場から10年経ちます。
当初はトラブルや性能不足が多かったですが、やっ2代目で実用レベルになりました。
その間にも世の中は確実に進化しています。電気自動車も実用性が
出てきましたし、ディーゼルも劇的なパワーと排ガス性能を持っています。
あと10年もすれば、実用レベルの電気自動車やディーゼルハイブリッドの
時代になりますか?
http://web-cache.stream.ne.jp/www09/toyota/prius/main.html

佣兵工会 公開 2007-4-22 17:51:00

ハイブリッドの特徴は低速トルクに優れたモーターで発進・低速をカバーすることで、発進時に燃費最悪になるエンジン駆動を制限できるので燃費が良くなるということです。
最近はハイブリッド補完技術もいろいろ出てきました。
本田はバッテリーではなくキャパシタを使用し、加速時の大電流の供給を行っています。
(放電・充電が一瞬で済みます。)
加速のみをモーターに依存している点がトヨタと異なります。
アメリカのメーカーはプラグインハイブリッドに注力しています。
プリウスのようなエンジンベースのモーター補助動力ではなく、家庭充電の電気自動車(EV)ベースでエンジンが補完的なハイブリッドです。
できるだけEVモードで走りたいという需要に答えた物です。
プリウスのような細かな動力の切り替えや、エネルギー回生をしませんが構造が簡単であること、トヨタの特許に触れないのが特徴です。(最近ではトヨタも検討中)
米国ではリチウムイオン電池を増量してプリウスにプラグイン(家庭充電)機能を追加する改造もあるそうです。
電気自動車は市街地コミューターとして大成功すると思いますが、欧州・米国では長距離移動の問題から、ハイブリッドが最終的な解決法になると思います。
(なによりエンジンの無い自動車への抵抗がある様です。)
日本では軽自動車に取って代わる可能性が大きいです。
ハイブリッドのエンジンについてはガソリン・ディーゼルのどちらにも一長一短があります。
欧州ではCO2規制がメインのため、ディーゼルが採用されるでしょうが、低速トルクに優れる点でモーターとメリットの食い合いがあり、ハイブリッドのメリットが半減してしまいます。
パティキュレータ (DPF) の進歩でNOx排出も減少しています。
米国・日本ではNOx規制がメインですので、ディーゼルと較べて排出が少ないガソリンが採用され易いです。
燃費やCO2排出の件も、直噴や自己着火方式などの新技術でディーゼルに迫っております。
どちらにしても、エネルギー有効利用のためターボ付きにすべきでしょう。
低回転時に利かないというターボのデメリットもハイブリッドでは問題ありません。
将来的にはターボエンジン+キャパシタ+リチウム電池によるハイブリッドで、発進・市街地低速をEVモードにしたハイブリッドになると思います。
燃料電池車とのからみでモーター・キャパシタ・電池の技術が急速に進歩してますから、10年かからないかも知れません。
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