新型プリウス PRIUS販売状況っておかしくないですか?今日のニュースで5月の販売台数
新型プリウス PRIUS販売状況っておかしくないですか?今日のニュースで5月の販売台数が、
1位:新型プリウス PRIUS 約1.0万台というを見ました。
・プリウス PRIUS生産台数は月産5.0万台
・プリウス PRIUS受注台数は既に13万台
上記事実があるのに、何故発売は1.0万台しかないのでしょうか? 自動車の販売台数とされるのは、実際に販売店で契約(受注)した
台数ではなく、登録(ナンバープレートが交付されること)された台数です。
新型プリウスは受注は好調ですが、生産が追いつかないために納車まで
4~5カ月待ちのようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090518-00000003-rps-ind
いくら受注しても、登録が完了しなければ「受注残」となり登録がかかるまで
毎月成績にならない台数が繰り越されます。
生産も始まらなければ車体番号も出ないので、書類も整わず、登録業務が
一向に進まないという状況です。 その質問に補足すると、プリウスの納車は4ヶ月。
おかしいか?に対しては・・
・18日発売、実登録日数は10日間。
・実際の商談ができた週末は1回のみ。
・トヨタ車の立ち上がり時の台数は緩やか。(序〃に伸ばすのが過去の傾向)
・実際の国内企画台数は1万台。
これらを考えると半月足らずで1万台って強烈です。 新型プリウスは5月18日発表のクルマですよ。
半月たらずで1万台ってすごくないですか?
まあ、5月の1万台は各ディーラーの試乗車がかなりの数を占めてると思いますが。
実際に予約解禁の4月1日に注文した人でも6月納車の方もいらっしゃいます。
6月以降は軽を含めても販売台数一位が数ヶ月続くでしょう。 まず自動車の生産台数についてですが、だいたい3か月前にサプライヤーに生産台数の内示が出て受注数が決まります。従って生産台数が5万台に増えたとしても、対応出来るのは3ヶ月後。
元々の設定台数が何台かが分かりませんが、たとえば3月に量産が始まり2万台/月の設定台数だったとしましょう。この後予約を受け付けていますが、この間に受注数がウナギ登りに増え、3月末に増産を決めたとしましょう。しかしサプライヤーはすぐに増産の対応が出来ません。対応出来るのは7月からです。この為、3か月前内示を出し、生産増強させる準備を行わせます。この間に人員や設備増強をサプライヤーが実施します。もちろんサプライヤーも徐々に残業を増やすなどして、余剰在庫を増やしてでも混乱をしないように対応を進めるでしょう。
なぜ3か月かと言うと、金型などの必要なものは型を準備しなくてはなりません。この型の製造に最低でも3か月必要な為です。
まずは生産が追い付いていないというところでしょう。いくらトヨタが生産を増やしたくても、部品がない。部品を作りたくても型がない。そのような理由が大きいでしょう。 5万台の生産計画は日本国内と海外の生産台数を全て合わせた数字です。
2010年後半から米ミシシッピ工場はアメリカの市況を見ながら生産を開始するとのことです。
国内は豊田市堤工場に2ライン(新旧型)と刈谷市のトヨタ車体富士松工場(新型のみ)で生産、この2工場でのプリウスの生産能力は4月が8500台あまり、5月は増強しており1,1000台の能力だそうです。残業も再開しているとのことで、最大で月間15,000台くらいの生産能力になるかと思われます。
おそらく今の受注状況から見ると、他の生産工場もラインを改修しプリウス向けにして生産能力を増強、先行きが不透明な北米市場へはその余力分を輸出することで対応するのが一番良いのではないでしょうか。
日本の雇用のためにもそれがいい。 5万台生産のうち国内販売向けは1万台です。
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