日本人のセダン離れが顕著になった一番の車を1台教えてください。オデッセイ ODYSSEYで
日本人のセダン離れが顕著になった一番の車を1台教えてください。オデッセイ ODYSSEYですよね 元車屋ですが…個人的に思うのは、セダン離れの引き金は2代目のレガシィやアコードワゴンではないでしょうか?。ちなみにちょうどその頃…ボルボの850エステートが馬鹿みたいに売れていましたよね、きっかけはテレビで深夜に放映されていたBTCCです。国産のセダンもBTCCやDTM等…ヨーロッパのレースで勇敢に戦っていましたが、エステートボディで圧倒的に強かった850は世界中に強烈な印象を残しました。850エステート人気に引きずられる形で…お手軽な国産のステーションワゴンも売れ行きが好調で、ちょうどこの頃に2代目レガシィとアコードワゴンが馬鹿売れしましたよね。ステーションワゴンが世の中に行き渡ったあたりで、『ちょっと使い勝手が悪いよな』ってところに目をつけたのがエスティマとオデッセイではないでしょうか?。この頃からワゴン/1BOXの高級化が始まり、それまでの商用イメージを一気に払拭し…一般家庭に受け入れられた気がしますね。 セダン離れが始まったのは昭和末期です。やはり初代パジェロでしょう。
ハイラックスピックアップが一部の若者の間で流行し、すぐにハイラックスサーフとパジェロが大人気になりました。セダンは会社員のような縦社会構造であり、クラウン→マークⅡ→カムリ→カリーナ→カローラ というように上級車種には絶対にかなわないようになっていますが、クラウンとて大型ベンツにはかなわず、さらにロールスロイスという超高級車もあります。しかし4WDに乗ると価格やスピードでは負けるが車高やタイヤのデカさとかでは負けない、クラウンにもベンツにも勝てる部分があるという理由も流行の大きな要素でした。やがてランクル・サファリ・ビッグホーンも好調な売れ行きとなりアウトドアブームも手伝ってか空前の4WDブームのお陰でセダンはジリ貧状態に陥っていきました。
やがてブームはレガシーのようなステーションワゴン、あるいはミニバンに移って行きます。 日本の自動車社会において、ゴルフコンペに乗って行くことが許されてたのはセダン。
それにメルセデスやボルボのステーションワゴンが混じりだしたのが70年代後半、折しもVWゴルフが日本でデビューした頃に重なります。
国産車は更に10年後、初代レガシーのツーリングワゴンまで待たなきゃなりませんでした。
それまではいかに車両価格が高くても、クラウンやスカイラインのワゴンでさえゴルフ場ではバカにされました。
社内定例コンペのために仕方なくセダン乗る人も少なくない時代だったので、80年代は上司に睨まれず部下にバカにされないマークⅡの天下でした。
バカ売れによる没個性に対応すべく、クレスタ・チェイサーという兄弟車種も用意し、今では考えられないセダン黄金期でした。
そこに欧州ワゴン的テイストで現れたレガシーは、販売台数の6割以上をワゴンが占める前例の無い乗用車で、5ナンバーとしては少々割高だった事もゴルファーにはプラスになったと思います。
日本のゴルフ場の駐車場を、セダンという呪縛から解放した車がレガシーです。
その後オデッセイ・MPVに始まるミニバン攻勢にとどめを刺されるセダンですが、サラリーマン家庭のセダン呪縛を壊したのはレガシーです。 ところでワゴンRはご存知でしょうか。 セダンからの乗り換えはエスティマ、ラルゴ、エルグランド、アルファードだと思いますが、「セダン離れ」流れを作ったのは「ホンダ・ミニバン」でしょうね。
ハッチバック、クーペ、小型セダンなど次は「セダンに乗るぞ」見たいな人達が安いミニバンに大量に流れてましたね。
あの頃は車に見栄を張るのが当たり前ですから、3ナンバーセダンからホンダミニバンへの需要は低かったと思いますよ。 オデッセイできっかけが出来て
ストリームで決定的になった
「ミニバンのHONDAです」
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