SAE10W-30のオイルとSAE10W-40のオイルでは40の方が広範
SAE10W-30のオイルとSAE10W-40のオイルでは40の方が広範囲な使用条件に適していますか? 粘度が高いってだけ。油膜も分厚くできますがその分流れにくくなり油温が上がる傾向があります。
悪徳ショップとかだとこの車(純正指定0w20 or 5w30)には10w50じゃないとダメだよ→油温が上がる→クーラーつけよっかw
と誘導してくる事があります。 表記上は10W-40の方が広い使用条件に見えますね。10W-40の方が若干固めなのかな?とは思いますけど。大差なしだと思いますよ。
エンジンをブン廻すような人は10W-40の方が良いでしょう。 新品の時はそのとおり。だけど2,000キロも走れば増粘材もコナゴナになるからどっちもベースオイルの#10W-10になるだけ。 高温時の粘度が30か40かの違いでしかないので
別に使用条件が広範囲というわけではないです。
オイル特性の話をする時には確かにWideRange(広範囲)という言葉を
使いますが…
普通に車走らせてる範囲では国産車の油温は概ね95度以下に保たれます。
仮にこの場合30が適切だとします。
欧州車だと、同じ状況で油温が110度~115度くらいになります。
温度が高い分オイル動粘度が落ちてしまうので40は欲しいよね。
というような考え方です。
国産車でもスポーツ走行したりすると油温が110度くらいまでは上がる
ので、40使ったほうがいいかもね。 となります。
まぁこれも粘度指数が極端に高いオイルが出てきたり
欧州車のエンジン設計が油温下げる方向でシフトしてきてるせいで
一昔以上前の定番の考え方になってしまいましたが… 30、40の差は、エンジンが温まった時の粘度で、40のほうが温まった状態では硬めのオイルになるのでエンジン内の抵抗も大きくなり燃費が悪くなる事があります
荒い運転をして余程熱量が上がる様なら硬いオイルを入れます。
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